盤屋さん改めTARACO社長のブログ

2012年5月 7日

「きく」 という漢字から・・・

[テーマ:人間の学としての経営]

話を 「きく」 という漢字には、
レポーターのマイク越しの 「訊問(じんもん)」 の 「訊」、
「訊く」 という字があります。

英語なら、「ask」。
ききたい話に答えてもらう時に使う 「訊く」 に当るでしょうか。

なにかしでかした息子の話を
まずは聴いてあげようと思いながらも、
ついつい面と向かうと、この 「訊く」 がもたげてきては ・・・・・

 私 : 「黙ってないで、なんとか言え。」
息子 : 「えぇーーーと、 風がぁ  吹いて き てぇ ・・・・」
 私 : 「うそついてんじゃない!」

息子 : 「 ・・・・・・・・ 」

これでは、全く息子の話を聴いてあげてない。
だから、全く繋がらず、その後の注意も指導も、息子に効くわけがない。
今思い返せば、反省幾たび重ねたしの心境にかられます。

次に、英語の 「hear」、日本語では、「聞く」 という漢字の 「きく」。
自然に耳に入ってくる感じでしょうか。
例えば、春になって、どこかしらから鶯の鳴き声が聞こえてきた ・・・・ って風。
きくともなしに、聞いている時に使う漢字と、私は考えています。

もう一つの 「きく」 は、心を込めて聴くの 「聴く」。
耳に心を込めるからこそ、「聴」 の字の中には
「耳編」に「心」 という字が組み合わさっていると自分勝手に決め込んでいます。
英語では、「listen」。

人の話をきくという態度にも、
いろいろあるもんだと古人は感じて、漢字を創作したのでしょうか ねぇ。

ともかくこの歳になって、ようやく 人の話は しっかり 「聴く」 「聴いてあげる」 。

自分にとって、身につけなければならない習性だと 考える今日この頃です。
               
                
                


働く喜びとは ・・・・

[テーマ:人間の学としての経営]

手前ミソでたいへん恐縮ながら、
新発売のタラコ100円銘板を購入頂いたお客さまから、

「先日注文して送っていただいたタラコ22φLですが、
              非常に満足しております。完璧です。」

のありがたい一言を頂きました。

過分すぎるお褒めであることを承知しつつ、
厚かましくもブログにとり上げさせて頂きましたのは、

仕事して働いて、仕合せ ・ しあわせを感ずる時って、
少なからず働いた結果としての お金 (報酬) をもらった時よりも、
自分達のやっていることが、人さまのお役に立っていると実感できた瞬間に、
もう、なんとも言えない喜びを感じるものではないでしょうか。

頂戴したコメントからは、
得も言われぬ喜びにも増して、更なる仕事への励みを頂いた気がしています。

お金の動きの前後には、
常に人の心が動いていると、いつか教えられたことが思い出されました。

私の場合、
やはりお金の損得だけのマネーゲーム的仕事には、
真の人生の喜びを見いだせないものと確信する次第です。
                 
                
              

心の置きどころ

[テーマ:人間の学としての経営]

私の場合、
「 自由って何? 」 と問われて、
即座に思い浮かぶのは ..... 自分の 心。

自分の心ほど、自由なものは無いと思う。

例えば、私の身体機能の方は ・・・・ 生来の運動オンチ。
まぁ 自分の思った通りには、身体は動いちゃくれません。
加えて、ひどい高所恐怖症。 

しかし、心の中ではメジャーリーガーのヒーローになってるし、
空中を飛ぶなんて日常茶飯事。
スカイツリーの天辺から東京の夜景を眺めたりなんか したりもできる。

心の中で思っている時だけは、
誰にも ・・・例え、神さまにも 邪魔されない、 自由そのものと言える。

で、 この歳になって思うことは、 
この自由な心の使い方が つくづく大事なんだ な と。

私のできていない 心の見たまま 感じたままのことが
万が一適ったとしたら、幸せ仕合せを通り越して ・・・・
おそらく私は、今頃 刑務所の中に入っているか、
悲惨な荒んだ心持ちから、 この世で生きていけてないように 思われる。

では、どう心を使うべきか、または心を置くべきか ・・・・

私の場合 ・・・・・

もの造りを下支えする製造業で生業を営ませて頂いている以上、
もの造りに携わる人さまに喜ばれるところ ( 製品やサービス ) に、
常に心を置いて、その一点に心を使うべきなんだ ・・・・ と

あらためて、  この2012年仕事始めに、強く固く思うようになりました。
                 
                   

母なるかな、大地

[テーマ:人間の学としての経営]

地質に埋めて処理するという
原発災害から発生した高濃度放射性廃棄物処理の
テレビのニュース番組を目にして ・・・・ ふと

この地上に不用となったものがあると、
人は大地を掘って埋めることで片付けてきた  と思われた。

かく思う 私においても、
いつの日か魂が抜けた後は、
この世の役目が一応済んだということになって、
不用物 ( 死体 ) として、大地を掘って作ったお墓に埋めてもらう。

大地は、この世の汚いもの、不用なもの、果ては危険なものまで、
なんでもかんでも、文句ひとつ言わず受け入れて  というか、抱きかかえて、
汚いものは適当に処理して、肥料として再生までしてくれている。

それは、なんか家庭の中の もめごと、いざこざを
なんでもかんでも、暖かい大きな懐で 黙って受け止めてくれた
まるで、お母さんのようだ ・・・・・・ と感じた。

今年、忘れることができない原発災害事故から、
「 母なる大地 」 という よく耳慣れて親しんできた言霊の意味を ・・・・・  

自分なりに痛く受け止めて納得したのでありました。
                
                 


我が家の床下から ・・・・

[テーマ:人間の学としての経営]

路傍の並木が どんどん葉を落として、
冬到来の臨場感を色濃く醸し出すようになってきました。

そうなると、年越し行事の年末大掃除が自然と頭の中をよぎります。

しかし大掃除で、我が家の床下を覗いても、草も木も生えていません。

床下に草木が生えないのは、
天空を塞がれると、
万物は生成化育できない例だと、 子供の時に教わりました。

言い換えるなら、
生きとし生けるものは、上から塞いだら   ダメになる ってことか...。

さも ありなんと思い、ふと自分の人生に思い至らせば ・・・・・

俺って、相手の人の心を覆うようなことばっかし、
してきたのではないぼだろうかと  ・・・ 思われてきました。

抜け目のない論理構成で、議論を戦わせては、
相手の心を追い詰めて 閉口頓首させる。

そうして、誇らしげに自慢にまでしてきたことが 思いだされてきました。

年の瀬にあたって、  反省幾たび重ねたし の心境です。

これからは、相手の言うことを よくよくよぉーく聞かせて頂いて、
相手の心を 天まで届けの気持ちで 伸ばしてあげる。

そんな私になるのだと心に誓った  我が家の床下からのお話でした。
                       
                      


これからは、合せて通ります。

[テーマ:人間の学としての経営]

今年も、不況の一年でした。

そんな状況下のなかから、私の場合、
自分の考える通りにしてやろうと思う心から、
自分の方から 周囲の思いにできるだけ、
添うようにしようと考えるようになった  一年でした。

自分の考える通りになることが、
ずっーーと仕合せ 幸せ と考えて、
自分の考え通りになるよう  努めて生きてきたんですが ・・・・

はてさて、それじゃ、自分の考え通りって ・・・・
よくよく静かに思いをめぐらせば、 かなりの自分本位な身勝手な考え。

万が一、そんな私の考えがひとつ一つ遂げられたなら ・・・・
幸せを通り越して、人生の悲惨を味わうにちがいない。 

そう、 気付かされた 一年でした。

周囲に合せて、でてきた事態に添っては ・・・・喜ぶ。

例えて言うなら、
どんなに自分が、気に入ったTシャツだからって、
春夏秋冬、そのTシャツで押し通すのは、  無理がある。

寒ければ、冬着を着る。
雨が降れば、傘をさす。

...... そんな感じとでも言えばいいのでしょうか。
                  
               


水の浮力から ・・・・

[テーマ:ビジネス], [テーマ:人間の学としての経営]

毎朝、定例、朝の社内清掃。

事務所、倉庫と掃除機をかけ終えたら、モップで水拭き。
昨日、水拭きしたのに、一日でモップの雑巾は 真っ黒です。

モップ掛けを終えたら、汚れた雑巾をバケツで洗います。
洗い終わったバケツの汚水は
事務所玄関前のコンクリートの上に撒くようにして流します。

清掃一段落の 清清しい気持ちになる一瞬です。

毎朝のいつものそんな情景から ・・・・・ふとです ね、

水は低い方へ低い方へと流れてゆくなぁ ・・・  って ね、
今の時期なら、途中にある枯れ葉を浮かべて、低い方へ低い方へ。
そうして排水路の隙間へと枯れ葉を誘導してゆきます。

決して、枯れ葉を上から押さえつけて動かすのではなく、
枯れ葉を上に置いて、自らは下にいて無理なく相手を動かしている。

浮かべられた枯れ葉は、下の水に、なすがまま動かされている。

相手(市場)を動かそうと躍起になって動き回っている ・・・ 自分。

動かす前に、相手の下に心を置いているだろうか ・・・・・○×△□?

水の浮力から、何か大切なことを気付かされた気がします。
            
                  

計画停電からの、暗黒と光明

[テーマ:人間の学としての経営]

先だって、長男宅を訪ねた際・・・・

この夏の計画停電が話題にのぼって・・・・

実は、私の自宅と会社の計画停電に関して言えば、
長沢・生田といった浄水場が隣接しているからなのか、
多摩とか聖マリとか言った大きな病院があるからなのか、
ともかく停電実施からは、幸か不幸か免れて停電の経験がなかったのですが、

長男一家の住む川崎駅の商業地域から少し離れた地域は、
まともに計画停電の実施に会い、私共より繁華街に居ながらにして、

一度目は、まっ暗闇の闇の世界で、なんとも恐ろしい時を過ごし、

二度目は、売り切れて手に入らなかったロウソクを
洋菓子の不二家なら、ひょっとして手に入る ・・・かも。。。。

で、  なんとか かんとか 不二家のケーキ用ロウソクを手に入れて、
その小さくて細く、10分持つか持たないかというロウソクの、
その明かりが灯った瞬間、家中ホッとした安堵感に包まれたんだ
という面白い実体験を聞いて・・・

ふと ・・・・・

いかなる暗黒の闇の世界でも、パッと火が点じられたら、
闇は姿を消して、光明の世界となる。

暗黒の闇の力が勝って、明るい光の力が負けたということは決してない。
暗黒と光明が出会う時、必ず暗黒が退散し、光明の方が勝利する。

だから、人間の一番大切なことは、明るい魂を育てることなんです。

という、いつか聞いた話を思い出したのでありました。
              
              


[テーマ:人間の学としての経営]

居間に綺麗な衣装ケースのような箱が置いてあったので、
なにが入っているのかと、蓋を開けて中をみてみたら、

なんと異臭漂う 生ごみ.....満載。
こりゃ ゴミ箱と気付いて、慌てて蓋閉めては、外に放り出す始末。

近づいて触るのも憚られる、朽ちて汚れた木箱が家の入口に、
入るに邪魔で、仕方なく足で蹴って隅っこに寄せようとしたら、

中から   キラリと....小判らしきもの。
こりゃ 宝箱と気付いて、慌てて両手で抱きかかえて家に入れる始末。

外見でなく中身で評価が、  ころりと変わるんだ よ。

こんな例えで、人の中身の心が大事なんだと、教えてもらったことがあります。

はてさて、私の中身は、  なんじゃら ほい。
                    
                   
               

なぞなぞ

[テーマ:人間の学としての経営], [テーマ:徒然なる日常]

小便を引っ掛けられて、
悲嘆するどころか、大笑い。

馬鹿、阿呆と悪口雑言 浴びせられても、
怒るどころか大喜び。

突然、頭突きを食らわされても、
自分の痛みはそっちのけで、
相手の頭を気遣っている。

さて、 これは誰のことでしょう?







答え。。。。。。赤ちゃんのお母さん

お母さんって、 あらためて素晴らしいもんですね。

私が、

こんなお母さんの心持ちの百万分の一でも、

見習うことができれば、

もっともっと周囲を喜ばすことができるんですよ  ねぇ....。
             
             

私の場合・・・

[テーマ:人間の学としての経営], [テーマ:徒然なる日常]

お酒を絶って一年が経ちました。
私の場合、どんな変化が現れたかと言いますと、
ポッコリとびでていたお腹が凹みました。
ウェストのサイズは、さして変わっていません。
ただ極端にとび出していたお腹が凹みました。
焼肉に代表される油っこい食べ物を欲しがらなくなりました。
おそらく健康的になっているのでしょう。 たぶん。

両親が年老いて、突発的な事態が起きた際、
酔っ払っていて、何もできなかったでは、
後悔しきれないと思ったことと、
またこれまでに既に他の人と比べて、
相当量のお酒を俺は飲んだよなぁという自戒の念から、
ひとつお酒をやめてみましょうかという軽いノリで始めましたが、
一年続いて、思いもよらぬ効果を獲得し、
親を助けるはずが、自分が救われているという結末で、
なんともなぁ・・・って感じです。

わたしの世代

[テーマ:人間の学としての経営]

50代半ばにさしかかってきた、
まっ 40終盤から50後半の私世代の男性知己の多くは、
これまでの自分の人生の中で、
一番むずかしい進路選択にさしかかってきているように、私には思われます。

若い頃は言わずもがな、働き盛りの頃までは、
その単語は知ってても、遠い意識の彼方にあった 「 定年 」 。

それぞれ各自で捉え方は違えども、
私世代になれば、否が応でも、現実味をもって意識の中に割り込んできます。

しかも、自分の存在価値の最も大きな比重を占めてきた職場の縁。
その職縁が立ち切られるという事実が如実に迫ってくる現実を
自分で受け止めて消化・昇華するには、
それなりの覚悟が必要となってくることは、想像するに難くありません。

そんな我々世代を取り巻く外部環境は、と言えば ・・・

拡大再生産のイケイケドンドンの高度成長社会から、
均衡縮小生産の、イヨイヨ世界に先駆ける高齢化社会到来の兆し。

血縁は、核家族化と少子化の影響で、
親の世代よりは、確実に薄くなってきているでしょうし ・・・・

職場に変わる地域社会との縁も、
会社会社で、奥さんに比べて薄い方が大勢でしょうし ・・・・・

なにより子供の成長と相まって、
家族の中での大黒柱的・中心的立ち位置も、
私の年代から大きく変化してきているでしょうし・・・・・、

そこに追い打ちをかけるかのように、
世をあげてのインターネットによる情報革命の竜巻の中で、
最後のアナログ恐竜の生き残りを賭けねばならない ・・・・・・

そんなコペルニクス的大転換の中で、
なによりも私世代の、これからの生き方を選択した後の人生が、
これまでと同じか、ひょっとすると長いかもしれないと思われる前提、仮説。

私世代の多くの方が、
これまでの人生の中で、最もむずかしい進路選択と 今向き合っているんじゃないか。
そんな風に、私には思われるんです。

今回のブログは、
「 チーム TARACO 」 本当にかけがえのないメンバーの HSさんからの
突然の退職挨拶メールが、私の心に火を着けて、一気呵成に書き上げました。

HSさん、
たいへんお世話になりました。
恩返しができていません。
たいへん心残りです。
そして、慎にありがとうございました。
これからは、よければ 友達の一人として、お付き合いしてください。    

猛暑と言われる中で・・・・

[テーマ:人間の学としての経営]

                        
ひさし・・・・ぶり、   ぶりぶりのブログです。

かねてより社内で計画の、
わたし共TARACOオンラインショップの
わたし達による自力全面リニューアル作業において、

実は、先月下旬、
その作業中に、TARACOのホームページを、
今思えば、
なにを間違ってというよりも、
経験不足、思慮不足というべきか、
とにもかくにも、データベースを初期化してしまい、
全てのデータを全消去するという、
泣くに泣けない大事故を引き起こしたのでありました。

※心ん中では、大泣きに泣いていました...。

しかし、これは、ビジネスの神様からの試験と思いなおし、
ピンチはチャンスと考え直し、
人生において、失敗に勝る偉大な教師はいないという喩えを思い返し・・・

日々、心起こして、
もうムリクリ、済んだことに思いをはせず、
心勇ませて、前へ、前へとひたすらにやっておりましたら、

ここにきて、ようやく・・・今回の大事故があったからこそ・・・

自力オンラインショップ全面リニューアルという
わたし達にとっては、大きな大きな転換作業に、
チームの心がギュっと一つになってきた感が出て参りまして、

やっぱ、良かった ・・・・・に違いない。

間違いなく、良かった ・・・・・って確信できるようになってきて、

今日、ブログに、心情吐露する心境になったのでありました。
                      
                    
                      


「はなす」ということ

[テーマ:人間の学としての経営]

                     
昨日のブログで、
徒然に、「きく」 という日常行為について、
実は、わたし的には、その行為の行使を、
長年、ずいぶんとおざなりにして、
こんな大事な行為を使ってこなかったことに、
恥ずかしながら、50歳も半ばになろうとして、
最近ようやく気付きました・・・・なんてことを、告白しました。

で ・・・

本日は、「はなす」 について、
わたしなり、徒然に感ずるところを言い散らかさせて頂きます。

「はなす」 を、ワープロで漢字変換しますと、
 ・ 「話す」
 ・ 「放す」
 ・ 「離す」
が出てきます。

自分の思いの丈を、誰かに 「話す」 。
かかえきれない辛い悩みを、信頼できる人に 「話す」 。

毎々の下手な落語みたいで恐縮ですが ・・・

「話す」 は、「放す」 に繋がって 、
自分では、かかえきれないと感じていた辛い悩みが、
人に話すことで、自分から、少し放れて、
気持ちが楽になるってことを、私は少なからず実感します。

また、悩みごとを、人に話して、自分から放すことで、
少し自分から離れることになって、
自分自信を客観視できるということもあるように思います。

自分の苦しい辛い想いの素から、少し離れられたことで、
「こういうことで、俺は悩んでたのか・・・」 って言うことが見えてくるって、
言えばいんでしょうか ・・・・。

で、最近、この自分が得意としてきた 「はなす」 という、
ここいら辺の真理に思い至りだしまたら、

俺って、ずいぶんと、
自分の気持ちが楽になる 「はなす」 の方に偏った
生き方をしてきているなぁ〜 と、痛く反省するようになりまして、

昨日の 「きく」 という行為が、
これからのわたしの人生にとって、
いかに大事なことかと、心底感じたわけでありました。

で、最後に思うことは、
自分の想いをこうして 「話します」 と
やっぱ、気分いいよなぁ〜。

申し訳けございません。
ご清聴、ありがとうございました。 .....合掌

「きく」 ということ

[テーマ:人間の学としての経営]

                      
社員、部下又は、息子に、
指導とか、育成とか、教育いう自分の中の大義名分で、
自分が、その子にとっては、良かれと思われる ・・・

まっ、今になってわかってくることなんですが、

結局は、自分のその時点での、
できていない心の見たまま、感じたまま、想ったままを、
言い放っているだけなのに、それを説いているとか、指導しているとかって、
大きな勘違いをしていたってことに、
最近になって、ようやくにして 気付きだしたんです ね。

例えば、長男とは、こんなこと、しばしば ・・・ あったと思いだします。

長男が、なんかしでかして ・・・
私が、長男を前にして叱っています。
長男は、黙ってうつむいています。
私が、既になんだかんだ、言っています。

私 : 「 黙ってないで、言いたいことあんだろ!」
私 : 「 言いたいことあんなら、はっきり言え!」

倅 : 「 えーーっと、 それは ・・・○×□ ?!」

と息子が、ようやく口を開いてなにか言い出せば、

私 : 「 言い訳けすんな!バカ!!」

今になって、ふり返れば、
これは、教育にも指導にも、な〜んにも、なってない。

息子に、反省のきっかけを与え、
次回への気付きの効果なんて、全く期待できない。

そんな長男に、今では娘もでき、
こんなダメ親父の私も、いっちょ前に経営者として、
不況の大波に揉まれて、ようやく、少しそんなことに気付きだしました。

私に必要なこと、
それはまず、息子の気持ちを、根気よく聴いてあげること。

私の場合、大袈裟でもなんでもなく、
息子の話を、ご清聴させて頂く位の気持ちで、
傾聴させていただかねばいけなかったということ。

そして、相手とコミュニケーションが取れる状況が確立できて、
要するに、相手と気持ちが繋がって、ということ。

相手と気持ちが繋がらなければ、
こちらの想っていること (気持ち) なんて、
ちぃ〜っとも聴いてもらえないということ。

そんな当たり前の真理が、
すみません、こんな年になって、ようやく気付きだしたんですねぇ〜。

因みに、「きく」 とは・・・・

 ・ 英語のask、こちらがききたい質問に答えてもらうの訊く。
 ・ 英語のhear、自然に聞こえてくる的な聞く。
 ・ 英語のlisten、これは、しっかりきく為、耳偏に心も加わった聴く。
 ・ 更には、日本語の同音異義語として、効果がある時の効く。
 ・ 鼻が利く、融通が利くと言った時の利く。

人生、生涯勉強と、思わして頂きます。

最後まで、ご清聴ありがとうございました。

平凡の非凡に思うこと

[テーマ:人間の学としての経営]

                   
マスコミにとりあげられるような、
話題性のあるようなことをしてみせないと、

今は、世間に関心をもってもらえないことから ・・・・

あの人にしかできないというような
人目に立つことができないと ・・・・

立派じゃないというか、

偉くないというか ・・・・・

そんな錯覚に流されてしまいそうな風潮に、
知らず知らず、自分が浸かされてしまうときがあります。

誰にでもできる、あたり前のことを、
地道にコツコツと、倦まず弛まず、継続して実践する。

平凡なことを平凡にやり抜く。
それこそが非凡。

これって、祖父母や両親から教わった、私の原点 ...。

TARACOブランドでやっていることは、
決して人目につくようなことではないし、
あの人にしかできないというような難しいことではありません。

誰にでもできる平凡なことですが、
その平凡なことを、地道にコツコツと、
倦まず弛まず、継続してやり抜いて、非凡を目指そうと思います。

澤田美喜

[テーマ:人間の学としての経営]

今となっては、昔むかし。
私の青春時代。

「徹子の部屋」 に出演されていた澤田美喜さんを知って、
当時、その生き方に、ものすごく感動したんです。

しかし、アホな自分は、そんな心揺さぶられた感動の記憶も、
日々の暮らしの中で、いつのまにやら忘却の彼方 に・・・
置き忘れてきてしまっていました。

ところが、最近、澤田さんの以下の色紙の一文を目にしたことで、

 「ふりかえる ひまもなかりし 我なりき
         ただひたはしり、 すすみきし道」

かすかな自分の心の中に残っていた
澤田美喜さんの記憶のひだが呼び起されまして、
当時の感動が喚起され、ブログの記事にさせてもらいました。

澤田美喜さんは、
日本の社会事業家の草分けの方で、
あの三菱財閥の岩崎弥太郎翁のお孫さんで、
敗戦後、進駐軍将兵と日本人女性の間に生まれ、
様々な理由から養育を受けられなかった孤児たちの救済に立ちあがり、
昭和23年、47歳にして、神奈川県大磯に、
エリザベスサンダースホームを創設。

長きに渡る、熾烈極まりない世間の中傷と偏見にも屈せず、
路頭に迷う混血孤児を育てあげられた女性です。

育てあげられた孤児の数は、二千人とも聞いています。

澤田美喜さんから、私が感動した言霊 ・・・

・「捨てられた子を社会から引っ張りだこにする魔法使いになりたい」

・「ママちゃまは、昼はオニばば、夜はマリア様だった」

そして 

・「ふりかえるひまもなかりし我なりき、ただひたはしり、すすみきし道」

路頭に迷う孤児を育てられた澤田さんの艱難辛苦、
また巣立っていった2000人の孤児たちに思いを馳せると、

熱い思いがこみ上げてくると同時に、
同じ事業家としての自分の未熟さに叱咤激励されます。  (感謝/合掌)

男 と 女 と 経営 と ・・・

[テーマ:人間の学としての経営]


 ・女性は会話を楽しむ、男性は相談だと勘違いする。

  女性は話をする事に価値があるのに、
   男は、助言をしようとか気が聞いた事を言おうとか、結論を出そうとする。

 ・女性は恋愛を楽しむ、男性はベッドインOKと勘違いする。

  恋愛は女性にとって感性。
   相手を慈しむからこそ一緒に居たくて、
     相手が愛おしいからこそ触れていたのです。
       決してエッチをしたいからではないのだそうです。

上記のことを、敬愛する経営コンサルタントが、おっしゃっていたのですが、
なるほど、ことほど左様に、男性と女性の感性の大きな違いに、
つくづく最近、気付かされています。

わたし共は、第2創業当初より、家内が好むと好まないとに関わらず、
経営に参画してもらっています。

そして、今回、第2創業始まって以来の不況に直面するに当たり、
わたしは、彼女から、どれだけ貴重なアドバイスをもらっては、
心起こされ、心勇ませてもらっていることやら...。

更に、経営コンサルタントは続けます ・・・・

 ・女性起業家は起業準備を楽しむ、男性起業家はうまくいくと勘違いする。

  起業塾は女性向けが圧倒的に多い。
    男性は短絡的にすぐに会社を作って後から慌てる。
      準備したほうがうまくいくに決まっている。

 ・女性社長は経営を楽しむ、男性社長は拡大こそが成功だ勘違いする。

   女性社長は事業計画を立てその実行を楽しむ。
     思惑通り進むかどうかを重視する。
       男性社長は結果を重んじる。上手くいったかどうかで一喜一憂する。

家内と一緒に仕事をしていて、今現在、足下を直視することを教えられます。
極端な言い方をすれば、今日、今を懸命に生きれば、明日は明日の風が吹く。
明日は明日になってから、考えればいいんじゃないの...って、そんな感じ。

そんな母性からくるのでしょうか?
男性にはない、現実主義的な?しなやかさ??したたかさ?を感じます。

で、わたしという男は、今、足元を見ることより、明日、そして未来を見たがります。
明日が見えなくなって、夢を描けなくなると、・・・ もうもう、いけません。

私という生き物の弱さ、醜さが、途端に露呈します。

 ・男性社長よ。だから女性社長に学ばなくてはいけない。

わたしは、 真に、その通り! と思う一人でございます。    感謝/合掌

言葉って大事

[テーマ:人間の学としての経営]

                  
うちには、わたしの父、まぁ、おじいちゃんです。
それに、現在は、家内と次男がいます。
この家族にまつわる親戚、友人知己があって、
また自宅、会社含め周りには、ご近所の方々がいらっしゃいます。

そして、なんといっても、仕事 (職場の縁) に関連する
ユーザさん含め、数え切れない大勢の方々と
かかわらしてもらって暮らしてます。

で、わたしの場合、
この家族に始まる大勢の方々と、
直接、顔を合わせて日々、挨拶を交わす方があれば、
今は、年賀状に始まる時候の挨拶を交わすだけの方もあれば、
メールで頻繁に連絡を取り合う方々もいらっしゃいます。

で、実は ・・・・
わたしと、この大勢の方々とをつないでいるものって、
それは何だと思ったわけです。

やはり、わたしが発する言葉というものが、
たいへん大きなウェイトを占めると思ったわけです。

メール文も、言ってみれば、わたしの言葉ですから。

このわたしの思いを伝達する言葉が、
わたしと大勢の方々とをつないでいると思ったわけです。

あらためて、自分の思いを発する言葉って、
つくづく大事だなぁと思ったわけです。

言葉をかけあい、話し合うことで、
人と人との? 絆 ?って、
やっぱ、太くなると言えると思ったわけです。

ついつい、見たまま、感じたまま ・・・一方的、
言葉の速射砲 (自分の主張) を繰り出してしてしまう ・・・ わたし。

まずは、相手の心を思いやって、優しい言葉をかける。
それから、相手の話をよく聞く。
そして、相手と心を通わしてから、
相手に、わたしの話を聞いてもらえる準備ができたなら、
自分の考えをお話しさせて頂く。

とくに、気心の知れた家族の間では ・・・・・とくに。

そんな言葉って、ものすごく大事だなぁって、この頃思うわけです。

ホワイトアウト(Whiteout)

[テーマ:人間の学としての経営]

                          
気象現象に? ホワイトアウト現象 ?というのがあることを、
登山家の方から、うかがいました ・・・・。

雪山や極地で、雪や雲などによって、
太陽の光が乱反射して、
影という影がなくなって、
視界が、もう白、白、白、白一色となって、
太陽がどこにあるのかさえ分からなくなって、
どっちが天だか、地だかさえも分からなくなるとのことで、
方向も、距離も、高度さえもが分からなくなる現象なんだそうです。

まだまだ不況の中にいるからこそでしょうか・・・
そんな話をうかがって、 

「光」 と 「影」 ということから ・・・ ふと 思ったんですね。
 
「プラス」 と 「マイナス」、

「N」 と 「S」、

「天」 と 「地」、

「火」 と 「水」、

「男」 と 「女」 ・・・・・・ まだまだあげれば切りがない。

そして最後に、 「好況」 と 「不況」

二つの相反するもののバランスの上に、
わたし達の世界は存在しているんだな って。

暗く陰気なイメージの 「影」 の対極にある、
明るく陽気なイメージの 「光」 ですが、

「光」 だけの世界は成り立たないんだって。

「影」 と対になってこその 「光」。
               

「不況」 あってこそ 「好況」 のありがたさが身に沁みるという訳で、

「不況」 がなければ、

「好況」 即ち 「幸せ」 を心から味わうことがないんだろう って。
                       

影の 「不況」 に文句をたれず、真摯に向き合っていくことこそ、

光の 「好況」 への道筋が見えてくるのではないのかな ・・・・って、

そんなことを、    思ったので    ありました。

中国古典の『荘子(そうじ)』から

[テーマ:人間の学としての経営]

                  
中国古典の 『 荘子 』 には、

 「 至人ノ心ヲ用ウルハ、鏡の若シ。
    将ラズ 逆エズ、応ジテ蔵メズ。」
     
 ( シジン の ココロ を モチ うるは、カガミ の ゴト し。
       オク らず、ムカ えず、オウ じて オサ めず。)

と記されてあるそうな・・・。

意味としては、

鏡は、過去や未来は映さない。
ただ今、現在のものを映すだけで、
しかも、それをとどめることはない。

もう少し私的にわかりやすい補足訳だと、

道を極めた人は、
過去のことをくよくよと悔まない。
まだ見ぬ先のことを案じ (心配し) たりもしない。
ただ直面する目の前の課題に全力で対処するが、
しかし、全力で対処したことを、心にとどめるようなことはしない。

痛く感銘を受けました。    (感謝/合掌)

一人あたりの生産性の向上

[テーマ:人間の学としての経営]

                      
生産性とは、経済学で、
わたし共メーカーの生産活動に対する
生産要素への貢献度に使われる用語ですが ・・・

そんな堅い話では、ありません。

自分自身のことです。

現時点と去年時点の自分のITリテラシー、
要は、パソコンを使って読んだり書いたりする能力を比較すると、
10倍は言いすぎですが、少なからず5倍は、
自分の生産性がアップしてると認められます。

簡単に言えば、
去年の今頃、5日かかっていた 作業 (仕事) を、
今なら1日でやっつけている。

日々、小さなことをおざなりにせず、
真摯に、地道に、克服努力の実践を繰り返してゆくことで、
結局、神さまが万人共通に与えてくださった時間において、
わたしの場合、例えば、その同じ1時間の中身を、
去年より今、5倍濃いものにすることができるようなっていたということ。

ふと、去年、こんなパソコンの作業で、もたついてたなぁ ・・・・ と思いだされた拍子に、
これって、?一人あたりの生産性の向上?を意味するんだなぁ ・・・・と感じられ、

?一人あたりの生産性の向上?を目指すことは、
人生を充実させることに繋がるなぁ ・・・・少なからず、わたしに限っては。

そんなことを、パソコン作業しながら、徒然に思ったのでありました。

「ダライ・ラマ14世」 の言葉から ・・・

[テーマ:人間の学としての経営]

                       
不安に対処する有効な方法は、
自分のことを考えずに、人のことを考えることです。

本当に人の困難を目にすると、
自分のそれは大したことではなくなります。

   − ダライ・ラマ14世 −

わたしにおいて、心に響く、感銘を受ける言葉との出会いは、
その時々の自分の立ち位置の TPO に多分に影響されると思います。

強くて優しい ダライ・ラマ の先の言葉 が、
今の厳しい経営環境の中で、
先の視界が見通せなくなって焦ってもがいている ・・・・
実に、ちっぽけな存在の私という経営者の心に明かりを灯してくれました。

結局、経営の将来が見通せない ・・・・
イコール、わが身 、わが社 さえ良ければ ・・・

わたしは知らず知らずのうちに、
他者 (経営の視点に立てば、お客さま) への思いやり、いたわり、・・・
すなわち、私という起業家が、最も大切にしている 愛 を見失って、

われさえ良ければといった利己的な考えに陥っていたということに、
ダライ・ラマ14世の言葉から気付かされました。

あらためて、真摯に、心の底から、お客さまのことを思いやる 慮る・・・・
わたし達の未来につながる光明は、
そこにしか、そこでしか見い出せないという わたし共TARACOの経営の原点 に
あらためて立ち返ることができました。          

感謝/合掌

ユニクロ躍進の原動力

[テーマ:人間の学としての経営]


100年に一度の大不況と言われる中、
ユニクロ に、サイゼリヤ ・・・・ と大躍進する企業があります。

業績の悪い原因を、改めて、
景気のせいばかりには出来ないということを、思い知らされます。

              ◆

大躍進する ユニクロ や サイゼリヤ ・・・ という企業を
ちょっと違った視点から眺めますと、
あまり知られていない点で、共通するところがあります。

              ◆

現在、日本には、
身体障害者366万人
知的障害者55万人、
精神障害者303万人の方がおいでになるそうです。
(国民20人に一人が障害者)

そして障害者雇用率が高い会社のダントツ 1位が、
なんと ユニクロ (ファーストリテイリング) 
雇用障害者数 888人(雇用率8.06%)

その他、わたしの知る会社名としては ・・・・

サイゼリヤ  雇用率3.54%

すかいらーく 雇用率2.86%

オムロン 雇用率2.811%

              ◆

「 ユニクロさん、 やるな〜 」 と素直に思いました。

感情的に、ユニクロ がまた一段と好きになりました。

こんなところが、大躍進の原動力のひとつなんだろうと感じました。

わたし達も、ユニクロさん に一歩でも近づけるよう、

がんばらねばと、勇気を頂戴致しました。

I have a dream!

[テーマ:人間の学としての経営]


アメリカ公民権運動の偉大なリーダー

? マーティン・ルーサー・キング牧師 ? の

1963年8月28日、リンカーン記念公園での、

「I have a dream!(私には夢がる!)」

という演説に、私は何度となく励まされてきています。

ご存知の方も多いかと思いますが ・・・ 一部抜粋で紹介させて頂きます。

              ◆

私には夢がある。

「万人は生まれながらにして平等である。」
この国の基本理念を真の意味によって実現する日が来るという夢が。

私には夢がある。

いつか、ジョージアの赤土の丘に
元奴隷の息子たちと元奴隷所有者の息子たちが一緒に座り、
友愛のテーブルを囲む日が来るという夢が。

私には夢がある。

いつか、あの差別の熱にうだるミシシッピー州さえもが
自由と正義のオアシスに変わる日が来るという夢が。

私には夢がある。

いつか、私の子どもたち4人が肌の色でなく中身で判断される、
そんな国に住む日が必ずくるという夢が。

I have a dream today!

私には夢がある。

差別主義者がはびこるアラバマ、そんなアラバマにもいつかきっと、
幼い黒人の少年少女が幼い白人の少年少女と手と手を取り合って
兄弟のように仲睦まじく暮らしていける日が来るという夢が。

              ◆

リーダーが指し示すべき? ビジョン (夢・理想) ?が、

これほど、わかりやすく、心に訴えかけてくる スピーチ に、

私は出会ったことがありません。

起業家として、リーダーたるべき私も 、

心勇ませる? ビジョン ? を描き、

まずは、「 チームTARACO 」 の面々に指さし示せているか ・・・・・

「なんとかならんかっ!この景気!」 の今こそ、

キング牧師の想い を思い返し、再考熟考したいと考えるのでありました。

経営者としての 「 心胆 」 が問われてます。

[テーマ:人間の学としての経営]


取引金融機関の 当社担当 M田さん。
先だって、毎月の定期訪問での来社の際、
毎々の景況感から始まる仕事絡みの よもやま話 には、
お互い、もうあきあきしていたので、早々に切り上げて、
ついでのおまけみたいに、家族構成のことを訊ねたら ・・・・ 

今時、珍しく 5人のお子さんがいらっしゃって、
更に、上から、 女 ・ 女 ・ 女 ・ 男 ・ 男 の順と伺い、
思わず、4番目は、勇気が要ったでしょなんて、言葉が出ちゃいました。

加えて、楽しくさせてもらったことに、5人のお子さんの命名にあたって、
全て 「心」 という文字を入れることに こだわって、
ご夫婦で、一所懸命、辞書片手に考えたとのこと。

「愛」 ・ 「優」 ・ 「慶」 ・ 「悠」 ・ 「穂」
上の一字が配されていました。
素敵だなぁと思いましたし、
幸せそうなお子さん達の顔がなんとなく想像されて、元気を頂きました。

            ◆

ご多分にもれず、弊社も不況の大波に洗われていますが、
こんな時こそ、経営者としての 「心胆」 が、問われていると考えます。

「 心を倒す 」 「心を折る 」 「心を痛める」 のではなく ・・・・・
「 心を起こす 」「 心を勇ませる 」 ・・・・・・・・ 今こそ、組織のリーダーたる 私こそ。

私という経営者の 「心胆」 が、
こんなにまでも問われる時はなかったと思い至れば、

この大不況、 これもまた ・・・・・ 「 心底、ありがたし。」  ....感謝/合掌

一波から、万波を呼ぶ

[テーマ:人間の学としての経営]


最近感銘を受けた言葉に、全てなにごとにおいても、
「 はじめは一波から、そして万波を呼んだ 」
という言葉があります。

自分の都合を後回しに、誰もが相手のことを思いやる優しい一言が、
実は、世界を救う原点なんだと。

そうした心使いは、家族の平和に始まって、世界の平和につながってゆく、
まさしく ・・・・・ 「 一波から、万波を呼ぶ 」
そう言えると思います。

****************************************************

ことベンチャー企業に限って言えば、
良い商品は売れないという説を見かけたことがあります。

企業家(社長)の視点は、【売価】−【コスト】=【利益】(企業の儲け)
ユーザーの視点は、【価値】−【売価】=【満足感】(ユーザーの儲け)

満足感がマイナスだと顧客は二度と来てくれない。
満足感が大きければ大きいほど、リピート率は高くなる。

満足感を大きくするには、
【価値】の最大化を計るか、
【売価】の最小化を計るかの二つの方法がある。

【価値】を最大化するには、手間と時間がかかる。
【売価】の最小化は、安易な値下げ競争となる。

大企業の場合、値下げ分を補填担保するための資本力がある。
ベンチャー企業では適うはずもない・・・・

ランチェスター経営では、
価値の最大化が、ベンチャーの正しい道と説いているそうです。

****************************************************

こんな不況の時期に、ありがたいことに、
コードタグ ( ケーブルの行先表示 ) 銘板の大口引合いが入って、
その情報を知った横須賀SOHOの 「チームTARACO 」 のメンバーから、
受注の際には、川崎 (本社) 工数だけでやりきれますか・・・と
自発的に慮って 「 いつでも応援にかけつけます 」 の連絡が入った。

優しい気配りに、ありがたいと思った。

私を含めた、川崎メンバーが、みな健康で、大過なく平穏であれば、
容易に対応できますから 「ありがとう、ご安心を 」 のメールを返した。

****************************************************

パソコン印刷銘板 の キャッチコピーで広告を打ってきた 「 タラコ銘板 」、
そのパソコン印刷でできる 「 タラコ銘板 」 の特筆すべき優位点を、
私は、ようやく、ここにきて明確に認識しだしています。

・製版工程が不要 ( イニシャルコスト削減 )
・多品種少量に柔軟対応
・レーザープリンタの印刷は速い
・印刷だから、校正確認ができる ( ポカミス除け )
・ラミネート銘板を構成する素材の精度/確度が、ここへきて上がった。
・手貼作業の精度/確度も、ここへきて上がった。
・屋外促進耐候性試験5年もクリアした。

「自分で作れる」 は、タラコの全ての原点で、究極のトータルコストダウンですが ・・・

その最初の一波を起こすことに、試行錯誤・暗中模索してきていましたが、
上記の優位点の統合の中に、一条の光明 を見出しつつあります。

全てなにごとにおいても、
「 はじめは一波から、そして万波を呼んだ 」 ということ。

ICT ( インターネット・コミュニケーション・テクノロジー )
のマーケティングを駆使して、]上記優位点 ( イニシャチブ ) から、
一波 を起こさねばならないと考えています。

貴重な感想、ありがたし。

[テーマ:人間の学としての経営]


多羅尾様

ご無沙汰しております。
まったく急ぎの用件ではないので、
お時間のある時にでもご覧いただければと思います。

先日のブログ「伝える」ということについて、

たくさんの言葉を弄して、
たくさんの情報を提示して、
それだけで相手に伝えた気分になっていても、
それが相手の胸の中まで届いていなければ、
それは伝えたことにならないよね。

どんな言葉で、どんなタイミングで、どんな方法で伝えればしっかり届くのか。

本当に伝えたいことが、まんま、ちゃんと伝わるのか。

そのことをいつも頭において、
お客さんとも仲間とも、
コミュニケーションできるようになりたいね。

これが、先日の打ち合わせで私が言った言葉です。

ブログを拝見し、ホントびっくり。

なんだか勝手に親近感を覚え、
正直な感想をお伝えしようかな・・・という気持ちになりました。
               
                 
残念ながら、御社のユーザーになることのなかった私ですが、
資料を送っていただいた時の気持ちは、

「私なんかに、こんなにいろいろ送ってくれてもなぁ・・・」

必要と思っている物については、
ある程度イメージもあり、すぐにサンプルも作っていただき、
それは本当にありがたく思っています。

けれど、それ以外のもろもろの資料については、
「これどうしよう・・・」まず、そう思いました。

せっかく送っていただいたので、見てみましたが、よく分らないものも多く、

「これ、誰にでもこんなふうに送ってるのかな?」というのが正直な感想でした。

私が特別例外的なユーザーもどきだったのかもしれませんが、
ブログを拝見して、その時のことを思い出しました。


問い合わせる側の気持ちとしては、

こんなの作れるかな?・・・ということに応えてくれる会社なのか。

最も知りたい事はその一点でした。

それ以外に与えてもらうとしたら、

気軽に問い合わせてもいいんだという安心感と、相談しやすさ。

そして、どんな時に御社を思い出したらいいのかという具体的イメージ。

私みたいな場違いな問い合わせは例外的で、この感想も的外れなのかもしれません。

だとしたら、ごめんなさい。

しょうがねぇなぁ、と笑って削除してくださいね。
            
           
御社のますますのご発展を祈っております。

A.K

****************************************

A.Kさん

心起こす感想、慎にありがたし。

わたしの中で、

 ・ ユーザーの心理は、そうではなかろうか? から、

 ・ ユーザーの心理は、きっと、そうだろう。 

の仮設を、グッグッと後押しする貴重な感想に、心励まされます。

心勇んで、実行に移します。     感謝/合掌


孝宣.JPG

「満足」 を売ります

[テーマ:人間の学としての経営]


思うに ・・・・、
開発・創り手側に重心を置いてきた、
私のこれ迄の売り方は、
目に見える物や形の特徴や工夫を凝らした点を、
どちらかと言えば、自己満足気に、ユーザーにPR披露訴求する
売り込みかたであった、と言えるかと思います。


営業・売り手側に、軸足をバランスさせた、
私が今想う、これからのTARACOの売り方は、
物や形よりも、目に見えない “もの” や “ところ” に、
もっともっとウエイトをかけた売り方にしなければならないと考えます。

すなわち、その商品から 「満足」 を売る。 「満足」 を買って頂く。

商品の特徴や工夫点、値段もたいへん重要な要素ですが、
それらの要素の3倍・4倍も値打ちがあると感じて頂けるように、
商品以外のところに、もっともっと気を配らなければならないと...。

買って、使って、最高の気分になって頂いた時に、
はじめて満足を提供できたことになるかと考えます。


企業は人なりと言われます。

私という代表者(リーダー)の人格表出になろうかと考えます。


ユーザー側から、どれだけ商品を仲介して、わたし共が見えているのか、
わたし共が、ユーザーの気持ちにどれだけなりきれているのか、

ここが一番重要だと、芯喰って気付いたわけです。


その商品から、造った人の人柄が感じられ、心が伝わってくるところまでいけば、
その商品は必ず売れると私は確信します。


自己満足ではない、相手に満足を与える心がけが、いかに大切か、
「 伝 達 」 というキーワードから気付きを覚えた、小生の心境の告白でした。

「伝」 と 「達」

[テーマ:人間の学としての経営]

前回ブログから続きます。

「 達すること 」 から 「 伝えること 」 を考えるという、
私の中でのコペルニクス的発想の転換は、
具体的に、これ迄と、どう違ってくるかと言えば、
自分の中では、これ迄より、ユーザーへの営業的サービスが
一見、低下する方向へシフトする感覚になります。

営業的サービスが低下する?って、
不思議に思われるかもしれませんが、
ユーザーの心に 「 達する 」 ということを起点にして、
何事においても、連想して掘り下げてゆくことから ・・・・

例えば、ユーザーからのサンプル請求の対応ひとつとっても、
これ迄は、私が伺って説明してさしあげられないから ・・・
それに、メーカーとしての商品開発への思い入れから、
こんないい所があるんです、ここが工夫を凝らした点なんです ・・・・と、

まぁまぁ、「 伝える 」 こと、
「 伝えなければならない 」 と思い込んでることが、もりだくさんで、
至れり尽くせり何種類ものサンプルや資料を提供してきました。

しかし、「 達する 」 から想起されることは、
それをしても、期待した効果が薄いということに気がつきました。

よっぽど今、切実に 銘板 で困っている、極少数のユーザーを除けば、
銘板 もその中のひとつの課題であったとしても、
その他の様々な日常業務の課題に追い立てられているのが、
ほとんどのユーザーであることを慮れば、

まぁ、丁寧にサンプルなんぞ見てもらえない ・・・・し、
ごちゃごちゃしていればいえるほど、見る気にもならない。

立場を変えれば、盤屋としての自分が、まさしくそうなんですから。

市場リリース当初によく言っていた ・・・
   「 たかが銘板、されど銘板 」
くらいのスタンスが、ユーザースタンスなんだということが理解できてくれば、

   「 得るは捨てるにあり 」 の覚悟で、
まっ、訴求ポイントオンリーワンの、
実に簡素でシンプルなサンプル形態をとらざるをえず、
そうなると、これ迄とふと比較してしまうと、
実に、営業的サービスは低下したような錯覚を覚えます。

どう、一回一回のサンプル資料のお届けにおいて、
ユーザーが封筒を開封した瞬間に、真剣一発勝負をかけた、
ユーザーの心に 「 達する 」 効果をあげられるようにするか、

まずは、わたし共のWEB営業のサンプル資料送付に始まる、
スタートポイントからリセットして再構築にとりかかりました。

コミュニケーション 「伝」 と 「達」

[テーマ:人間の学としての経営]

        
ビジネス において、
ユーザーさん との コミュニケーション における
「 情報の伝達 」 は、たいへん重要な役割を占めるわけで、

情報伝達 の成果を上げようと、
日々、試行錯誤のマーケティング活動を重ねてきて、

ふと最近、「 伝達 」 という単語が、
「伝」 と 「達」 という二つの漢字で構成されていることに考え至り、

そして、私においては、
その 「伝」 の方、「伝えるということ」 ばかりに、
躍起となっていたことに ・・・・・・ 気づいたんです、ね。

私が 伝えたい情報 が、相手先に 「達した」 かどうかについては、
あまりに無関心であったことに気づいた、と言った方が的を得てるかもしれません。

「達」 の方から、 「伝」 の方を考える。
私にしたら、コペルニクス的転換です。

ユーザーさんの側になって、伝えたい情報が、この伝え方で、
本当にユーザーさんの胸に 「達する」 かどうかと考える。

相手のことに思いを致すことが、非常に大事で、
そうすると、「達する」 ということの確度があがるわけで、

少なからず、相手かまわず、自分の言いたいことを、しゃべりちらして
それで、さも伝えてるような気分になっているこれまでの私は、
結局、「達する」 から、ほど遠い状態にいるんだ....って、

人生、死ぬまで、 勉強です.....。

TARACOマーケティングの変化に、乞うご期待。

島田伸介師匠

[テーマ:人間の学としての経営]

                
やっぱり、書かずにいられない気持ちなんで、書くことにしました。

私と同年代の、あの島田伸介さんが、いつかのテレビ番組で、
M-1グランプルの人気お笑いコンビ/チュートリアルの徳井義実さんに向って、

伸介 : 「徳井、お前、客、見えてるやろ。」

徳井 : 「ハッイ。見えてます。」

伸介 : 「せやろ。せやから、お前、食うてけるわ。」

大筋、上のような短い会話のやりとりが、二人の間であったんです。

それが、私の頭ん中で、甚く、ずぅーーーっと引っ掛かっておりまして、

 ・ お客が見える

 ・ 彼らにしたら、テレビ の ブラウン管 の 向こう側 の
   実際には見えないお客さんの 心理 が見えている ということか..。

 ・ 見えているからこそ、多くのお客さんの 笑い を 頂戴できるってわけだ よ、な。

 ・ 多くのお客さんが、何を求めて、何に期待してるか という 急所 が見えてるってことだ。

はてさて ・・・
翻って自分は、WEB の TARACO ホームページ の 向こう側 、
多くの彷徨う お客さん(ユーザ) の 息遣い、鼓動 を聞きわけられているとは ・・・
はっきりと言い切れないから.... 
いやいや、下手こくと聞き分けられてないことを、うまく誤魔化そうくらいの ..。

だから、私として、自信のもてないウィークポイントで、
「ハイ、見えてます。」 とは、とてもとても、
ましてや、即座に言い切ることなんて、出来るわけがないんで、

伸介さんと徳井さんとの短い会話だったんだけれども、
私には、すごーーーーーく引っ掛かったんでしょう。
 ・・・ いや、今も已然、引っ掛かったままですが....。


結局、自分としては、WEB上 の パソコン の 画面 の 向こう側、
実際には、見ることができない TARACO ユーザ ( お客さん ) の 要求心理 が
まだまだ漠然とでしか、見えていない。

いつ何時、番組から降ろされても、
いついっか、より新鮮で、より面白い、タレントの出現で、生活が脅かされるかわからない、
ギリギリのところで、 真剣勝負を張っている彼ら芸人の、
そんな彼らのお客さんに対して、深い想いをめぐらし、考えをつきつめる 域 に、
まだまだ自分が至ってない、ゆるいぬるい 域 にいることを、
痛烈に指摘されたように、短い会話のやりとりから、感じたんでしょう  ね。


全く異なる世界で活躍する人から、
ありがたい気付きを頂戴し、
この百年に一度の大不況と言われる状況の中で、

自己中心の考え方、視点を捨てて、

相手中心の考え、視点に切り替えて、

自分中心で判断してきたマーケティングを深く反省し、

相手(ユーザ)が喜ぶこと、喜ぶものは何なのか、

相手(ユーザ)に喜んでもらうことを 芯 にした考え方にたって、

新しい活路を見出し、将来への飛躍台として努力したいとつくづく思ったわけでありました。


DVC00006.JPG

私の目指す経営

[テーマ:人間の学としての経営]


大手都銀、ベテラン銀行マンが、

「今回の (凄まじい) 景況は、
      自分の40年のキャリアを通して、
          過去一度として類を見たことがない異様な事態。」

という言葉を残して、帰っていかれた。

なるほど、なるほど.....。

**************************************************************

会社にほどない、近くの、
昼時、なぜか、たいていいつも、
お客さんが一杯で、賑わっている 「中華飯店」。
http://www8.ocn.ne.jp/~kouka/index.html

実は、そこの店主、わたしの中学時代の一っこ下の、
実に気のいい後輩が、夫婦で営んでいるお店なんです.....が。

先日、所用で表にでかけた帰りの、
ランチ時をすこし過ぎた、13:30をほどなく回った頃、
何か月かぶり、その 「中華飯店」 に立ち寄って、
カウンターに座って、
ランチのラーメンに舌鼓を打ちながら、
お昼のピークを過ぎてたこともあって、
カウンター越、これ又、もっとひさしぶり、
店主の後輩と、よもやま近況話をする機会に恵まれまして ・・・・

その後輩の店主の方から、
昨年の年の瀬に始まって、この年が明けてから、
月を追う毎、一段と厳しくなっていく景況について、

お客さんの具体的な来店者総数をあげた話の切り出しがあって、

更に、年明けの1月が、例年月の来店者数の1〜2割減となって、

「 うちみたいな小っさな店(食堂)で、
    一旦、お客さん(来店者)を失うことは、もう致命的で、
        元のお客さんの数に戻すのは、並や大抵ではできない・・・云々。」

といった非常にわかりやすい、市井の生活者に近い目線からの景況観測に、
私 (産業界) の目線とは、一味違った角度からの景況観測に、
思わず心の中で 「そうなんやぁ〜」 と感心している自分がおりまして、

そして、彼の話は、わたし的分析でいうところの、
逃げたお客さんの市場動向分析へと進展し、

私見での、公共事業や民間の不動産 (マンション等) 建設投資の減退で、
お店周辺の道路工事に始まる工事関係の、いわゆるスポットの
「工事関係のお客さんが減ったんでしょ」 とする私の無知な見立ての切り出しに、

工事関係のスポットのお客さんの増減なんてのは、全く眼中にないようで、
あっさり 「関係ないす」 って、彼に簡単に一蹴され....

工事関係のスポット顧客は、どうも浮動の来店者の数にカウントされているようで、

「 問題は、お店周辺の会社関連の、
     長年お店に通ってきてくれている常連さん (リピーター) の減少です。」

と言い切られて、またまた 「へぇ〜、そうなんやぁ〜」 と感服する私がおりまして、

それら常連さんは、やはりこの景況下の残業代のカット等で、
安い仕出し弁当の方に流れだしているということ。

その分析を踏まえて、彼が採ったリピーター呼び戻しの対策として、

即2月に入ってから、
定番人気のランチを、750円から700円へと値下げを実行し、

50円の利益が減少した分の対策としては、
パート・アルバイトさんといったお客さんで賑わう、
ランチ時の臨時補充雇用の採用を見合わせ、

長年の従業員さんやパートさんと、
この火急の状況事態を十分に説明し、
心一にして、人手不足と言えども、サービスは絶対落とさないという覚悟で、

我々、産業界の表現でお許し頂くならば、
一人当たりの生産性の向上に努めて、このピンチを切り抜けようと決断。

その結果、2月は、
11月、12月と漸減し、1月でガクンと下がった来店者数に歯止めがかかり、
なんとか元の来店者数近くに回復なってきて、
なんとか暗中模索の状況から、一条の光明が見えてきたような....。

もうもう、同じ経営に携わる者として、
経営に対する重要な 「気づき」 を与えてもらったと深く感謝した次第で、

実生活に根ざした実践経営学に、
「 人間の学としての経営 」 を、
思わぬ人から、ご教示頂いたと敬服して、お店を後にした始末。

****************************************************************

そして、そんな彼の経営のスタンスの真骨頂がよく表われている話が、

「ランチを50円値下げしましたらね、
   お客 (常連) さんが、帰りぎわ、ありがとうって言ってくれましたね、
     ありがとうなんてお礼を、もったいない話、お客さんから頂戴しまして...。」

「750円をバッテンで消して、700円にしてるでしょ、
   そしたら、お客さんが、この値下げ、いつまで?っておっしゃられるから、
      景気が回復するまでです、って言ってさしあげましたら、
         これもまた、深々とありがとう!って、もったいない話 です よ....。」

決して立地的に駅前とかっていう好条件にはない お店です。
ちょっと人通りからは、ポツンと外れた場所にある、
だから、この 「中華飯店」 が、ランチ時になると、
たいてい、いつも駐車場は一杯で、
お店の前には、自転車が駐輪場よろしく所狭しと並んで置いてあり、

味は 「うまい!」 ってうならせるというのではなく、
わたし的には 「この味、好きです」 と言う感じで.....
だから、なぜに、ここまで、いっつも繁盛しているのか、

慎に失礼ながら、ずぅーーと不思議に思っていたのですが、

今回の店主とのやりとりの、上の言葉から滲みでてくる、
店主のお客さまを満足させずには返さないという、
お客さま第一のおもてなしの信念で創る料理が、

実は、お客さまの心をとらえて離さないんだ....と、

このお店の繁盛ぶりの根っこの根っこを垣間見たような気がしました。

あらためて...... 「 マット(君)、ごちそうさでした。」      (感謝/合掌)

2,8 009.jpg

窮して変じ、変じて通ず

[テーマ:人間の学としての経営]


2008年の世相漢字は、 「 変 」 に決定。

因みに、2007年は、 「 偽 」 。

昨今の世相を抽出して、凝縮している風で、
毎年恒例となった一年の世相漢字、
私にとっては、たいへん興味深いものとなっています。


2008年世相漢字 「 変 」 からは、

私、英語の Change をイメージする
「変化」「変節」「変遷」の意味合いと

同じく英語の Strange をイメージする
「変な」「奇妙な」「不思議な」の二つの意味合いが

・・・・・ 私の中の世相 と 「 変 」 という漢字の中で交錯しています。


また、学生の頃読んだ、元巨人軍監督 川上哲治氏 著の
「巨人軍の鬼といわれて」(1974年刊)の中に、
確か記載あったかと思います...

禅の思想の神髄が説かれている大著
「正法眼蔵」 に著されているとあった と記憶しています。

要は、
「 窮而変変而通 」 ( 窮して変じ、変じて通ず ) の一節が想起されます。

何事によらず、ひとつ事をなさんと、
一所懸命、真剣にやっていれば、必ず行きづまって、壁にあたる。

万事窮したかに思われる。

しかし、そこから、あきらめず、
それまでの視点・角度を変えて ( 変身・変心して )、
一心不乱に努力していると、ひょいと通じる ( 壁を乗り越える ) ものだ...と。


私のそんなイマジネーションから、
新しい年/2009年の世相漢字は、 「 通 」 にしたい ・・と、
そう、強く心に念じるのでありました。

最後に、このブログを読んで頂いている方へ、
貴方にとって、2009年が
素晴らしい年となりますようにお祈り申し上げます。

創業者 (開祖・創始者) について

[テーマ:人間の学としての経営]


松下電器グループの冠が、

パナソニックへと社名が変わっても、

その創業者は、?松下幸之助?翁であることに、

異論を唱える人は、まぁいらっしゃらないのではないでしょうか。


徳川300年の江戸幕府といえば、

やはり、江戸幕府/初代将軍(いわゆる開祖・創始者)の

?徳川家康?公の名前をあげる人が、1番多いのではないでしょうか。


世界に名だたる現在の三菱グループにおいても、

思い起こされる人名はといえば、

1873年廃藩置県後、

三菱元始まり/三菱商会を起した?岩崎弥太郎?翁。


元祖インスタントのチキンラーメン創始者で、

戦後の貧しいわが国の食糧事情に大きく貢献され、

その後、カップヌードルで一躍世界的企業へと名を馳せた

あの日清食品といえば、

わたし的には忘れえない

一昨年96歳で亡くなられた、

やはり創業者?安藤百福?翁の名前がついて出て参ります。


そして、日本はもとより、今では世界でも最大級の自動車メーカー

トヨタ自動車から想起される人物はといえば、

やはり創業者?豊田喜一郎?翁に ・・ ・  ・ 私の場合いきつきます。


事ほどさように、

世界・世上を見渡すと、

無 から 有 を起された 「創業者(開祖・創始者)」 というは、

それだけに、かくも?偉大?なものであり、

その理想実現までの道すがらは、

誰よりも、忍耐と我慢の連続の、

いばらの道を歩まれたんであろう ・・・・と、

こんな私でさえも、なんとはなしにそんな道すがらが想像されて、

そんなことを思考しては  ・・ ・ ・頭を深く垂れざるを得ません。


頭を深く垂れている、

そんな私めは ・・ ・ ・何を隠そう筋金入りの二代目。


今も元気で、毎日、現場にたって働いている

82歳の創業者の父の後姿(背)に向って、

あらためて、そっと、手を合わせ拝む次第の ・・ ・ ・今日この頃です。

「ニート剣士」の男泣きに思ったこと・・・

[テーマ:人間の学としての経営]


北京五輪で銀メダルを獲った瞬間、
あのフェシングの太田雄貴選手は、
確か泣いてなかったような印象が私にはあります。

どちらかって言うと、ヤッター!って、
笑顔の印象が強く残っています。

そんな太田選手が、
「森永製菓」への就職決定の記者会見では、男泣き。

それも大泣きしているのを見ました。

オリンピックのメダル獲得の快挙の時には、涙を見せず、
今どき、就職できたことで泣くなんて・・・・。

太田選手のことを私はよく知りません。
以下は、私の勝手な推量です・が、・・・よかったら聞いてください。


大学卒業後、就職せず、
日本では、全くマイナーなスポーツ「フェンシング」 に

青春というか、人生をかけて
打ち込まれたんじゃないんでしょうか。。。。

しかし、周囲からの 「ニート剣士」 なる陰口・・・

辛かったんだろうなぁ・・・。

金銭的に、いはんや精神的に、
どん底の状態を舐めながら、
「フェンシング」 をメジャーなスポーツにするという夢をもって、
自らの人生を捧げられたんじゃないんだろうか・・・・。


貧困のどん底にあったリンカーン。
乞食のような生活を経て豊太閤。
水のみ百姓の父なし児の不具の運命にないた野口英世。

みんなどん底の中に生きて、
夢を失わず、苦しい中によろこび(希望)を見出して、
自からを捧げた人たちの運命は、やがて明るいんだなぁ・・・・。

そして栄冠に輝いた太田選手が、
家族や仲間、そして見知らぬ多くの人の支えに、
感謝されていました。

すばらしい若者の涙から、
私みたいなオッサンが、生きる勇気をもらいました。

今亡き母の私への? 躾 ?

[テーマ:人間の学としての経営]


「腹と倉とは一緒に立ちません。」

「腹を立てて、倉を立てた人はおりません。」

「腹を立てる人は、貧乏性なんやで。」

「腹が立つということは、
相手(人、もの)の立場になってあげられへんからや。」

今は亡き母に、生来の短気から癇癪を起しては、
よくよくたしなめられた私への? 躾 ?の言霊でございます。


相手やものを自分の思うようにしようとするから、腹が立つ。

相手の立場、相手の心に添ってやろうと考えたら、
腹は立たないんですよね....おふくろ。

できてない自分の心の、
見たまま感じたままを思い切りしゃべりちらす、
そこに悲しい運命が近づいてくるんでしたよ ・・ね...オフクロ。

 ?キジも鳴かずば、射たれまい?

 ?雄弁は銀であり、沈黙は金である?

よくよくお前は、思案心して、
日々過ごさせてもらわんと、アンタはいかんよ・・でしたよ ね、お母さん。


心を低くして、頭を下げて、相手のいうことを聞いてやる、
たとえ無理とわかっていても、まずは黙って聞いてやる。

それくらいの度量のある男になりなさいよ・・・お父さんの息子なら。

そうした人格の人には、争わなくてはならない様な悲しい運命は訪れません。


あぁ・・・反省、幾度重ねたし....? 感謝・合掌 ?


「鳴かぬなら、鳴くまで待とう、ホトトギス」
徳川三百年の繁栄の礎は、徳川家康のこの姿勢にあったんですよね...お母上。

祖父から聞かされた 「種播き」 の話。

[テーマ:人間の学としての経営]


私の祖父から、よく聞かされた話です。


祖父が生まれた隣村の村長の二男のお話。

その二男は、18才のとき、
村長である親御さんから、分前をもらって町へ出ることになったという。

これから世に出るもとでとしての分け前は、
明治10年頃の60円だったそうな。
当時としては、相当な金額であったらしい。

60円の金を懐ろに、一騎当千の理想を掲げ、
未来の百万長者を夢見ながら、町への道中を急いだ。

向こうから、檀那寺の和尚さんがやって来る。
元気のない蒼い顔。

「どうしました?和尚さん。」

「やぁやぁ、実は、ご承知の通り、寺を普請しましてな。
あの通り立派な御堂が出来ました。
そこで、仏具を入れたいと思いましてな、今日町へ出かけたんです。
京都から仏具やさんが来てなさるんで、注文しに行ったんですよ。
ところが、それが、前金でないと困ると言われましてな、
注文を受けてもらえないんで、ホトホト困り果てて、
どうしたものかと思案しながら帰ってきたところですわ。」

「仏造って、魂入れずとは正にこのことですわ。」

「いくらですか?」

「60円。」

「今、その金があれば、仏具が入れられるんですね。」

「そうです、60円。」

「しかし、60円と言えば、なかなかの大金。
そうは簡単に、集まりません ・・・・ ハハハ、いやいやゴメン。」

立ち去ろうとする和尚に、60円差し出した。

「お使い下さい!」

向こうっ気強く、負けず嫌い、言い出したら聴かない性分で、
竹を割ったように、あっさりした気性の青年であったという。

和尚さん、驚いた。

「こんなことは相ならん。
君の出世のもとでを、私がもらっては・・・。」

「私は、どうにでもなります。
落としたと思ったら、何でもない。
安心してお使いください。」

かくて寺院は開かれたという。
村民の驚きと悦びのうちに・・・。



明治10年の60円の種まきは鮮やかに実った。

もとでの全部を、仏具に捧げた青年の運命は、鮮やかに開かれた。

11年間の薬屋の丁稚奉公を終え、惜しまれながら、主家を退いた。

のれん金を分けてもらって、独立した。

製糸を始めた。

僅かな資本の工場は、当初、血のでる苦しみ。

3年の後、工場は3倍に拡張された。

3年1000日、人一倍骨を折り、心を砕いた後には、
?天馬空を駆ける? の繁盛が続いたという。

独立して50年間、栄えに栄えたという。

巨万の富と、大勢の親族と、多くの友人に囲まれて、この世を去った。

一代80年、自分が死ぬまで、一度の葬式を出したこともない幸福者であったという。

島ちゃんへのメール

[テーマ:人間の学としての経営]

ビジネスって言うよりも、
人生って、おもしろい。

50になって、仕事を通して、
奇しき縁で偶然知己を得た、島ちゃん。

なにくれと言うんじゃなくて・・
人としての優しさを、
そこはかとなくにじませて、
人として粗野な?原人?みたいな私を、
一応彼に言わせれば?友人?らしい私を、

いつもどこかで、気にかけてくれてる....

私から言えば、?友人?というよりも?恩人?か・・・

そんな島ちゃんから、
先日、やっぱりなんとも言えぬ
島ちゃんらしい思いやりあふれるって言んじゃない、
思いやりがそこはかとなく漂う温かいメールをもらいまして、

もう、ありがたいなぁ・・・って、
人生って、捨てたもんじゃないようなぁ・・・なんて感じちゃって、

一気呵成に私が認めました返信メールが、以下。。。。

50代、がんばりまっす!って気にさせられたんです。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

島ちゃんへ、

納品が遅くなりました。
お待たせ致しまして、慎に申し仕訳けありませんでした。

島ちゃんからの注文があった途端、
トリガーとなったように、急に受注が増えまして、
8月XXX〜YYY万あれば・・・よしと思っておりましたら、
お盆明けから、受注が伸びまして、ZZZ万になりました。

島ちゃんの陰の支援、たぶんにありや・・
ありがたいことと、愛知の方に手を合わす次第です。

9月も、すべりだし好調で、10日でNNN万きてます。

まっ、こんな調子で、夢中でタラコ商品の営業に
日々努めております。

本当にありがとうございます。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

そもそも人間、自分の力で生まれてきたのではない。
頼んで生まれて来たのでもない。
知らぬ間に創られて、知らぬ間に生み出されてきたのである。

今では、親の私だって、子供を創った覚えはない。
出来てから気がついた女房から、報せを聞いて知った始末。

一寸先は闇の世の中。
明日のことは解らない。

かくて、自分は知らない内に創られ、
そして解らない明日の運命を辿り、
そして何時の日か死んでゆく。

全く、解らない内に終始するのが、人生か。

それなのに、何故、私は、はっきりとさせたがったのか、
何でもかでも、はっきりさせようと、解ろうとあせっていたのか。

それは無理というもの。

解らない人生だ。
解らない内に、解らないままで暮らす中に、
悦びあったら、よいのじゃなかろうかと思う。

守ろう、築こうとあせる心が強すぎやしないか。
施して悦ばせて捧げてつくす心を忘れてやいないか。

守ろうとせず、築こうとせず、ひたすら努めて捧げた人生には、
守られて仰がれる徳が残る・・・と言ったのは、俺のじいさんだ。

タラコ商品で、一人でも、もの造りに携わる方のお役に立てるなら・・・の心持ちで、
毎日、先案じせず、前後裁断の精神で、明るく正しく大らかな50代を、全力で
走って生きちょります。


多羅尾

ありがとう・・・島ちゃん。

CO2削減、私はここから・・・

[テーマ:人間の学としての経営]

地球温暖化対策としての、CO2削減。

子供や、孫に、そのまた子孫に・・・
大きくゆえば、地球上に住まう全ての恒温動物の未来にかけて、

私にできることを・・・・させて頂かねば、
身近なところから、始めてゆこう。。。。

しっかし、不勉強の極み。
CO2削減のこと、よくわからない。
コツコツしっかりと勉強してゆきますが・・・

ともかく、
さぁさぁ、今のわたしに、
さぁ、何から、出来るか?
さぁ、何から、手をつけたらよいか?

で、結局。

どうも化石燃料を燃やさないことは、
CO2削減にとって、大きな貢献になりそうだ・・・と。

【その1】
電気代の節約から。
昨年比と比較もできるし・・・
待機電力削減の為、
パソコン電源に、スイッチ付きコンセントをかませて、
少なからず、夜半はパソコン待機電力ゼロに。

薄暗いのは、シミッタレてて、やだと思ってた私。
在社中は、全ての部屋の蛍光灯を点灯してた私が、
こまめに蛍光灯を切って回ってます。

【その2】
ゴミの軽減。
昨年比と産廃費用の比較をして、効果測定。
一袋350円の産業ゴミ袋を、毎朝出さないと、
引取のおっちゃんに悪いという意識をあらためて、
極力ゴミを出さないように・・・と。

例えば、コピーをしない。
パソコンのフォルダ保存の有効活用。
FAXでなく、メールへ。。。。

【その3】
過剰梱包の見直し。

既に、案内をし始めましたが、
樹脂製タッバーケースの廃止。
個装の見直しの着手。

カタログのWEB化。

将来に渡って、検討してゆかねばなんないと決意する次第。

継続してゆかないと・・・ね。


2008 07 31 017.JPG


2008 07 31 018.JPG


2008 07 31 019.JPG

地球温暖化 ・・・・

[テーマ:人間の学としての経営]


2008 07 24 006.JPG


関東地方は梅雨が明け、
一気に真夏日の連続が続いています。

私の子供ん頃は、
梅雨は、もうホントに、ジメジメ〜、ジメジメ〜で、
朝から連日、一日中、雨・・雨・・・雨の雨。

そんな梅雨が、1月くらい続いたような ・・・。

あぁぁ、梅雨って、うっとうしい ・・・。
早く梅雨明けしてくんねぇ〜かな、って思ってた記憶があります。


しかし、毎年7月20日前後になると、
梅雨明け宣言が出て、
その途端、真っ青な夏空が続いて、
すっかり梅雨のことなんか忘れちまって、
セミ採りやら、トンボ採りに終日勤しんだものでした。
                
               
          
しかし、ここ2〜3年・・・

例えば、関西地方にしかいなかった、
クマゼミの鳴き声をこちらで聞いた よな ・・・・

今年の梅雨を思いだしても、
終日、雨・・雨・・・雨の雨なんてこと ・・・ そうはなく、
熱帯地域へ行ったことがないので、
正しい表現ではないこと、お許し願うとして、
わたし的には、南国のスコールって、こんなじゃないのって思わせるよな、
バケツひっくり返し状態のドシャ降りの雨が、
それも局所局所、しかも短時間、もも猛烈に降ったような、
わたしの子供時分とは、違和感を覚える梅雨だったという記憶があります。


CO2の削減に、
本気で取り組まねば、
なにか・・・たいへんなことになる。

本気で、危機感を抱いた夏になりました。

何を今さらと遅ればせで、
一部お叱りを受けるかもしれませんが、

なにから手を着けてよいか、
しっかり勉強して、早々に、
チームマイナス6%に、
当社もしっかり参加しようと決意しました。


2008 07 24 009.JPG

自分という評価

[テーマ:人間の学としての経営]


何ごとによらずなんですが、

殊に、経営を左右する、

例えば、商品の開発や広告宣伝に始まる

マーケティングに関する経営決断を迫られるに当って、

ひとりの人間として、

一経営者として、

惑わされない、強い信念は必要なんですが ・・・・


やはり、人の子、

その案件、案件によっては、

さんざ迷いながら、

自分で 右だ 左だ と考えたあげく、

例えば、右 に間違いないという判断をもって、

チームTARACO の メンバー に相談をします。


ただ、こういう場合のわたしの特徴というべきか、

わたしの欠点ともいうべきか、

そう、やはり欠点、短所という方が正しいです。


要は、

メンバーに相談をかける時点で、

もうわたしの中では、

相当強い結論 (この例えの場合は、右) に傾いていて、

左という意見、異見を聞かないというよりは、

端っから言わせない、言えない方向の、

相談というよりも、

わたしの判断 (右) の正当性のもっぱら主張のような展開に、

もっていってしまう性向があります。


この、・・・ あります。」 と、ここで申しておりますのも、

そんなわたしの欠点を、

最近、わたしは、ようやく自覚しだしたということなんです。


50歳過ぎましても、

お恥ずかしい話なんですが、

自分が見えない、見えてない ....。o○○


自分の自分に対する評価ほど、信用ならないものはない と、

なにかで読んだか聞いたか ・・・


自分の生きざまの評価とは、

他人様、世間様の評価に始まって評価に終わるもの、とは

これも、なにかで見聞きしたが ・・・・


本当に、他人様の評価が、自分 (私) の 評価なんだと、

最近、つくづく思い知るようになったと同時に、


ひと様の意見、異見を、

柔らかく辛抱強く受け止めて聞いてあげなければならない ・・・・

この当り前の、当り前のことが、

わたしにとっては、たいへん難しい ・・・難しかったことを心底から自覚し、

水のように、どんな器にも沿う心。

そんな心創りをしなければならない と天に誓った次第。


生涯、人生勉強は続きます。

なにとぞ、皆さん、大きな心で見守ってやって下さいませ 。。。 m(_ _;)m

母方の祖父のこと

[テーマ:人間の学としての経営]

TARACOホームページのトップ画面のコラムに、
亡き祖父の言霊を、ちこっと紹介させてもらいました。
http://www.taraco.net/

そしたら、なんしか祖父のことっていうか、
祖父がよく言ってきかせてた言葉が思い出されて、
以下にひとくさり紹介させて頂きますの巻。



朝起きる。

便所で柏手うつ人がいる。

食事は一日待つことできる。

しかし、出すんは、一分も待てんもんなんだなぁ。

風景も、あまりおよろしいとはいえない、
香りも、決して清々しいとはいえようまい処に、
なんであんなに急いで駆け込む。

寒いときも、暑いときも、
狭くて薄暗くて風通しの悪いあんな処へ飛び込まなあかんのか。

出すということは、それほどに大事なんやで。


朝、駅で、顔をしかめて空くのを待ってる人がいる。

出す前の顔は、苦悶でゆがんでいる。

そうして、出した後の顔は、安堵で明るい。

何ごとも、出す前は、顔がゆがむもんらしい。

?税金??借金??寄付??奉仕?・・・・すべからく出す前は苦しい。

よろこべない。考える。顔がゆがむ。

そうして、出した後に、安堵と安心から、明るさが訪れるんやで。


出すまい、出すまいと心を痛め、
築こう築こうと心あせるんは、
消えゆく運命を自分でこさえてるようなもんやで。


尽くして、捧げて、つとめきって、
出す喜びを知る人間にならなあかんのやで ・・・ 光道、お前は。


「 徳 」 のないお金は、「 毒 」 なんやで。

出して、捧げて、悦ばせて、感謝されて、

そうして集まる お金、財産 でありたいもんやなぁ....。


噛んで含ませるように、私の心のあり態を慮っては、
人生を諭してくれた、今は亡き私のじいさんの思いで話でした....? 感謝・合掌 ?

第39期設立記念日

[テーマ:人間の学としての経営]


2008 05 26 001.JPG


私は一年のうちで、
新緑の候が一番好きです。

長い冬の眠りから覚めて、
満目の樹木が朝の陽光を受けて、
パァ〜と新芽が真緑色に映えたとき、
ただただ無性にうれしくなってくるんです。


2008 05 26 002.JPG


昨日までの、
ぐずぐずしたお天気がうそのように、
今朝は、あっ晴れな晴天。

今日から、いよいよ、6月です。
そして、その6月1日は、当社コムデックの設立記念日。

今から38年前、
昭和45年(1970)年6月1日に、
ここ川崎の地で、タラオ電機株式会社という名前で、
法人として誕生したのでありました。

平成4年(1992)に、現社名/株式会社コムデックに社名変更。

平成12年(2000)に、TARACOブランドの下、第2の創業を標ぼう。

会社設立の創業者、
実父の創業の精神は ・・・ と思考すれば、
やはり、御年81歳の今も、バリバリ働く後姿から ・・・

『 骨惜しみせず、働く 』

の一言か ・・・・・


まだまだ父に、

遠く及ばない、

自分に反省いくたび重ねつつ、

わたしも、また

こども達に、私の働く後姿から、

何か体言を残せたらなぁ〜 と、

今日というコムデック設立の記念日に、

ひとり静かに思考するのでありました。

無形の力

[テーマ:人間の学としての経営]



ずぅ〜と、ずっと 考えてきたことがありました。


ディズニーランドは、
他のテーマパークに比べて、
何故、リピーターの数が、あんなにも圧倒的に多いのか?


ディズニーのマーケティング戦略の有名な指針

? SCSEの精神 ?

・S・・・Safety(安全性)
・C・・・Courtesy(親切)
・S・・・Show(演出)
・E・・・Efficiency(効率)

を掲げているからって、
講演とかで聞いたか、
ビジネス書で読んだかしたことがありましたが ・・・・

そんなきれいな用語で、
私の腑には、到底落ちるものではありませんでした。


しかし、
何故 なせ゛ と、ことある毎、
自分自身の中で何度も自問自答を反芻し続けておりますと ・・・・

ある拍子・・って言うか、
ふっとした閃きっ・・つんだろうか、

自分の内で、
自分の納得ゆく言霊で、
自分なりの合点のゆく結論が、
心におちる?浮かぶ?っていうような瞬間が、

あるんです.....よ、 ね。


ディズニーランドの、
あの集客力の謎という課題は、

私にとっては、積年の ・・・
そんな腑に落ちない心にひっかかってきた、
ある種、経営課題の一つの最重要テーマにさえ
なっていたのでありました。


確かに、
ディズニーランドのマーケティング指針か、経営指針かに、
? SCSEの精神 ?が掲げられていて、

それらの指針が尊重され、
アルバイトにまで徹底され、

そこに働く者の心にしっかり受け継がれているからこそ、
あのリピーターの数に繋がっているんですよ・・と言われてみれば、

「そうなんやぁ〜」 で納得できて、普通なんでしょう。


ところが、
頭固い、意思固い、偏屈オヤジの私には、
そう易々と、そんな美辞麗句の指針だけで、

あのディズニーランドの盛況活況ぶりの
要因とするには ・・・・

どうしても、腑に落ちないのでありました。



私の結論を申します。

前述の? SCSEの精神 ?の根底に ・・・

創業者ウォルト・ディズニー氏の

「お客様(ゲスト)を喜ばさずには帰せない。」

という思想?理念?哲学?

私的には ・・・・ 『 魂 』 。


そう、その 『 魂 』 が、

今も脈々と受け継がれていて、

その考えに思い至れば、

ディズニーランドで働いている、

アルバイトさんに始まる全従業員さん達の、

目にはみえない、

形而上的な力、

無形の力と言ったらいいんだろうか ・・・・

ディズニーランドの園内全体に、

ほかのテーマパークや遊園地では、

確かに感じられない・・・

「あなたを喜ばさずには帰せない。」

といったテンション、

モチベーションの高さが流れていることに気付かされます。



この経営の 『 魂 』 の上に、

前述の? SCSEの精神 ?が乗っかってこそ、

他の追従をゆるさない

比類無き人気を今なお持続させている

秘訣があるのではないのでしょうか。


我々 「 チームTARACO 」 も、

このディズニーの経営の 『 魂 』 に、

真摯に習って、


  TARACOのホームページに訪ねてきてくださる

  もの造りに携わる方々(ゲスト)を

  喜ばさずには帰せない精神(魂)で、

  使命感に燃えた高いモチベーションの

  無形の力を醸成しましょう。

笑う門には、福来たる

[テーマ:人間の学としての経営]


ラーメン、つけめん、僕 イケメンの 多羅尾 です。


そんなギャグ好きオヤジの私は、

自他共に認める ・・・ かなりの ? メンクイ ? です。


まっ、どんだけ? メンクイ ?かっていう証拠なら ・・・

まっ、うちの奥さん ・・・

そっ、うちの奥さん ・・・・ を見てもらってじゃなかった、

うちの奥さん ・・・ に聞いてもらったら 、よぉ〜く わかります。



お昼に、ラーメンおかずに、やきそば食べる 私 を見ては、

信じられない? メンクイ ?だって、

常々感嘆してくれてますから....ハイ。



今のこの時期の企業では、

異動に始まる担当変えの引継ぎの挨拶、

新入社員教育の同行訪問による研修を兼ねた挨拶、

そこに退職の挨拶なんかも加わって、

まっ、挨拶の回数、名刺交換の回数が、

通常の月に比べて、飛躍的に多くなります  ね。


そこで、当社の名刺 について ・・・


多羅尾社長_表面.jpg


表面でし。


多羅尾社長_裏面.jpg


裏面でし。


まっ、多くは、名刺交換時に、プッ!とふかれ ・・・

当社の名刺をためすがめす見て ・・・

評価の良し悪しは別にして、

当社の名刺の質問やその類の話題の提供と相成ります。


たかが名刺、されど名刺で、

我々としては、地に爪痕を残したい ・・・

まっ、平ったくゆっちゃえば、

名刺からでも ・・・

『 もの造りに励む、一人でも多くの方のお役に立ちたい!

 そんな TARACO の メッセージ を残したい!!』

という、我々の熱意と誠意と創意の発露から

誕生した名刺でございます。


ホームページのトップページとも、
http://www.taraco.net/
実は、微妙にリンクしてます。

なぜヘルメットを被ってんのか?

それは、我々的には、

ヘルメットは、製造に携わるものの証し、シンボル 。

そんな考えがあって、初対面の挨拶時にも関わらず、

慎に失礼ながら、ヘルメットを被ったまんまでの、

自己紹介をさせていただく塩梅にございます。


どうか ・・・・・ 初対面の緊張の中、

こんな我々の名刺からでも、

いくばくかなりとも、笑いが生じて、緊張が解けて、

その場が、なごやかに、友好的になる、

そんな一助にでもなることがありますれば、

ありがたし!

もったいなし! の思いでいっぱいでございます。





だって、「 笑う門には、福来たる」 って言いますもん  ね。

春が来れば花が咲く

[テーマ:人間の学としての経営]



私のばぁちゃんが、よく言ってた言葉。

「 春が来れば花が咲くんやで 」 があります。


3,13 017a.jpg


ばぁちゃんは、この言葉を言った後に、
だいたい、こんな言葉をつないでました。

「 人さま喜ばしたら、喜ばした種の花が咲くんやで・・・ 」

「 稲穂のように、その1粒が万倍になって、返ってくるのやで・・・ 」


3,16 007b.jpg


子供時分のこと ・・・

毎回、「 ふ〜ん、そんなもんなんかぁ ...」 ってな調子で、

受け流しては、聞くとはなしに耳にしておりました が ・・・・
           
         
人生半ばを過ぎた今頃になって、   心に深くしみてきます 。

TARACOのミッション(使命)

[テーマ:人間の学としての経営]



人は何のために生きているか?

「 死なないため 」 「 食べるため 」 だけに生きてるんじゃないはずです。


自分なりの理想を想い描いて、
なりたい自分を目指して成長してゆく、
それこそが? 人生のミッション ?だと考えます。


では、法人としての企業は何のために生きているのか?

「 金儲けのため 」 「過処分所得を得るため 」だけに生きてるっていうのでは、
やっぱし、あまりに発想が貧困すぎるはずです。


やはり、人生のミッション同様に、
その企業なりの理想を思い描き、
なりたい、あるべき企業の姿を目指して、
究極のところ、そこに働く社員が成長してゆく、
それこそが? 企業のミッション ?であると私は確信します。


我々チームTARACO は ・・・・
 
製造に携わる一人でも多くの方が、もの創りの誇りをみなぎらせて、
わくわくいきいき働いている社会の実現を目指して ・・・・

『 製造に携わる多忙な貴方へのお役立ち 』 というミッションを掲げました。


この? TARACO の ミッション ?を常に行動の原点に据えて、
我々が理想と思い描く社会の実現を目指して、
社員一人ひとりが、自律して働く会社にしてゆきましょう。

心の重量

[テーマ:人間の学としての経営]

一人ひとり、人の顔が違うように、
また、ひとり一人、人の心も違うと考えても、
まっ、間違いではなさそうですよ・ね。

私の場合、
往々に、自分に都合よく物事が運んだり、
自分にとって嬉しいことがあるっつうと、
ウキウキして楽しくなっちゃって、
私の心の状態は ・・・ 思うに、
いつもより、軽くなっているように感じます。

逆に、
嫌なことや心配事があると、
私の心の状態は ・・・ 暗〜くなって
いつもより、重た〜くなっているように感じます。

心の重量が重たくなると感ずる原因の 「嫌なこと」って、
そう、私(自分)にとって嫌なことってことで、
多分に、自分に都合の悪い状況の場合に、
心の重量は、重たくなっているなぁと思い当たる節があります。

自分に都合の悪い状況だった時のことを
私なりに冷静に思い返せば、
多分に、自己中心的、自分勝手、一人善がりな考えが
私の心の中を支配していて、
喜べる感謝できる部分には目を向けないで、
気に入らない想い通りにならない一点だけに焦点を当てて、
怒ったり恨んだりしてる精神状態に陥っている場合が多いよう・・に思われます。

人という生物は、
通常単独で行動し、繁殖期だけ群れるといった生物と異なり、
おそらく、人類誕生の頃から、
互いに助け合って群れ(チーム)を形成して生きていかなければ、
生き残ることが出来なかった生物ではなかったでしょうか。。。 。

そんな協働集団の中で、
円滑に生活してゆく必要上から、
守るべきルールができあがり、
徐々に群れから、更に大きな社会へと
進化発展していったのではないでしょう・・か。。  。。

あらためて、社会の中で生活してゆくに当たって、
自分だけが大切で、他の人を排除していたら、
現在のような人類の姿はなかったかと ・・・
私みたいなもんが言っても、
そうは間違いではないように思います・・・が、同感頂けますか。

「念ずれば花開く」 という坂村真民さんの
私が大好きな言霊も悪い方に受取れば ・・・・

自分の都合が悪いからっといって、
恨んだり憎んだりする心(念力)を強く抱いていると、
ポルターガイストのような現象を起こして、
やがて自分の運命の回路さえも、
メチャメチャに破壊してしまうんじゃないでしょうか・・・

逆に、
相手(例;メンバーから始まるゲスト)の立場に立って、
物事を考えることのできる優しい心を抱いているならば ・・・
自分の都合はすこ〜し後回しにして、
相手のために尽くすことを優先するように心を使うなら ・・・

要するに、
人を思いやる心を忘れないでもっていれば、
今まで悩んで、心囚われて苦しんでいたことが、
意外や意外に、些細なことのように思われてくるかもしれません。

そうあれば、やがてお互い、
本当の幸せを実感できるようになるのではなかろうか・・と 。。。  .。。


ところで今、
あなたの心の重量、どれくらいですか?

絆 ( きずな )

[テーマ:人間の学としての経営]



お客さまとの
エモーショナル・タイ ( 感情的 絆 ) を キーに掲げ、
スポーツマーケテイングにおいて、
一大旋風を巻き起こしたのは ・・・・・ かの? ナイキ ( NIKE ) ?


その? ナイキ ?創業者の
「 フィル・ナイト氏 」 が、
最も重きを置いた経営指針のひとつに、

エモーショナル・タイ ( 感情的 絆 ) があると聞いています。


この 経営指針 によって、

矢もて、
石もて、
追われるが如く、
日本球界から、
最初に たった一人で、
海を渡って大リーグを目指した

あの 「 野茂英雄 」 投手に、

まっ先に、スポンチャイジーの手を差し伸べ


ひいては、

あの 「 野茂投手 」 独特の

トルネード投法で

マウンドからボールを投げるたび、

あの? ナイキ ?の象徴の

“ スウォッシュ ” マークが入ったシューズが

ブラウン管の中に高々と映し出されることになって ・・・・


それを観戦している

世界の野球愛好家達の心は、

熱い? ナイキファン ? になったのでした。


即ち、

その瞬間、

好きだとか、

憧れるとかと言った、

感情的な絆 が、

「 野茂投手 」 を介して、

? ナイキ ? のブランド に表現され、

そこに、

お客さま ( 顧客 ) との間の、

強い絆が結ばれていったと 。。。。。。。

              
071125 077.jpg



同じ絆 ( きずな ) に、

タイ ではなく、

ボンド という英語を当てたのは、

私が敬愛してやまない、

ムツゴロウさんこと、「 畑正憲 氏 」


犬 と ヒト との間柄を

絆 ( ボンド ) と呼んで、

技術的 ( ハウ・ツー的 ) な調教を否定し、

犬 と ヒト との絆 ( ボンド ) の結びつきを強くすることで、

犬の心の中に、

自分の心を入れると言った表現で、

犬 との素晴らしい共同生活が実現できることを力説されています。


私が感銘を受けた一説に、

「 家の犬が吠えて困る 」 という人がいます。

なんとか治そうとして、最後に
「 どうしたら治りますか?」 って訊いてこられます。


畑さんは、吠えないようにするやり方はありますと。


でも、

まず出来ることがあるのに、

それをやらない人に、教えられません ・・・と。


先ず、

その吠える犬を、

抱いて、

困って、

一緒に泣いてくれ、とおっしゃってます。


子育てに技術 ( ハウ・ツー ) なんかあるもんか、と。


魂 と 魂 でぶつかって下さい、と。


それが、犬との間の絆=ボンドを強くして、
素晴らしい共同生活が実現するんですよ、と。





チームTARACO も、

ゲスト ( お客さま ) との? 絆 ?を

もてる 熱意 と 誠意 と 創意 でもって、

より強く、

より太くできるように、

心一にして進んでいきましょう!


071125 013.jpg

カオス

[テーマ:人間の学としての経営]


しっかと経営に対して

覚悟が出来る前の、

正直、つい最近までの、

曖昧模糊 ( カオス ) の中での、

私の 経営哲学もどき と申しますものは ・・・・・


◆企業文化/経営風土にあっては ・・・

・個々人の自由で豊かな発想に期待する経営。
・一人の天才より、十人十色の才の結集。
・自主性尊重経営。
・お客さま第一主義。


◆会社組織としては ・・・

・使命 ( ミッション ) 実現を追求する 桃太郎軍団 になる。
・個性のない 金太郎飴集団 になるな。
・全員参加経営。


◆会社人事にあっては ・・・

・業績貢献直結の能力給。
・年俸制。
・適材適所の人材配置


◆思想(理念)

・我々の生業で、文化・社会の発展に貢献する。
・もたざる経営であること。
・小さな本社であること。
・現金は現実であるということ。
・鶏口となるも、牛後となるなかれ。


◆事業

・まねをしない事業 ( 創造 )。
・新規事業は、基幹事業に連鎖していること。
・高付加価値事業。
・売上と固定費が同期しない事業。
・製造を外注委託するファブレス事業であること。
・新しい経営資源 IT を駆使せよ。


◆行動指針/スローガン?

・はよせい!( スピード最優先 )
・動け!( 動きながら考えろ )
・前へ!

・熱意 と 誠意 と 創意 をもって


┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏         
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
┏┏┏┏┏┏┏┏┏
┏┏┏┏┏┏          
┏┏┏



こうして ・・・・、

散文的に 列記させて頂きますと、

それなりじゃ〜ん・・・と思っていたところが、

私の経営者としての、

甘甘の甘ちゃんの困ったところ。

自分で、自分に、

次元を上げろ!と一喝してます。

経営理念の必要性

[テーマ:人間の学としての経営]



私が、経営者になってからの、
この8年間の経営を振り返ってみますれば ・・・・

いいときもあれば、

悪いときもあって、

まぁ、

一言で言うならば、

かなりの運の良さで
ここまでやってこれた経営と言える、

そう自己評価します。。。


その運が良いと申します経営とは ・・・・

当社経営が、

曳いては、

経営者である

この私の経営に処する覚悟が

しっかと定まっていない、

経営に座標軸があるとするなら、

その座標の原点 ( X:0 Y:0 ) が

明確に規定されていないにも関わらず、

そこい、そこいに やってこれました経営を

運がよい経営だと、

私は、かように自己分析し、
評価づけしたのでありました。


原点が、不明確で、不安定 ゆえに、
だから、ふらつく。 だから、ブレル。


私に、経営の原点が
存在しなかったというわけではありません。

それなりの原点らしきものは、
もってはおりました 。。。。


が、しかし、ここの一点です。
そうここ、ここの点なんです。
ここが、我々の経営の原点。

我々の経営活動の全ては、
ここから発祥していますとする、
唯一無二の出発点。

道に迷ったなら、
帰るべき、戻るべき一点。

いつでも、どこでも、誰にでも、
恥ずることなく、凛と胸を張って、
言いきれる当社経営の魂の源泉。


そこのところの必要性を、
先達の一角ならぬ経営者の方々が、
口をそろえておっしゃっておられる ・・・・

「 経営哲学を持て! 」

「 経営理念を確立せよ! 」

ということだったのではないかいな と ・・・・

経営の舵取りを 8年もして、
数々の失敗を重ねながら、
そのほとんどを 運の良さでカバーしながら、
漸く、ようやくにして、気づかせて頂いた次第の
まぁ、なんと呑気な社長さんの 私 でございます 。。。。。。。。 感謝/合掌

経営理念

[テーマ:人間の学としての経営]

起業家 ( アントレプレナー ) 向 ビジネス書籍や、
先達の一角 ( ひとかど ) の経営者の言霊に ・・・・

経営者になるに当っては、

「 経営哲学を もってして、当たらなければならない 」 とか、
「 経営理念を 確立しなければならない 」 と言ったことが、

再々表記されています。


学生時代、
それも大学において、
それを専攻したものだけが、
哲学だとか、理念だとかという
形而上的観念、又は概念を
学習 思索 理解して、
漸く、使うことが許される言葉であろうかと ・・・・


バイトと 麻雀と コンパに明け暮れてた
経済学部とは 名ばかりの
エセ学生だった 私にとっては ・・・


この ・・・

「 経営哲学 」 とか

「 経営理念 」 とか

と言われる形而上的観念/概念を

自分の心ん中に、
しっかと納めまして、
その思考錯誤して会得した

? なにかしらの無形の力の賜物 ? を

次に、他の人にわかる言葉 ( 言霊 ) に落し込んで、
世界に向かって、明々白々発信宣言する ・・・。


このことは、たぶん
一角の企業にしたいと志す
若い誠実な起業家の人にとっては、
正直、厳しいし、難しいし、しんどいことなんじゃないでしょうか。


なぜなら、
既に人生半世紀を生きてしまった、
かく申す私の場合において、
殊 このテーマに関しましては、
足かけ8年がかり、
茫然自粛の困窮の時節を経て、
ようやく、その混沌から、抜け出せたんですから。

TARACO の ミッション

[テーマ:人間の学としての経営]


「 製造に携わる多忙な貴方へのお役立ち 」

これは、我々? チームTARACO ?の、

ミッションステートメント ( 使命 ) です。


我々TARACOは、

この使命を 遂行せんが為に 創業 致しました。


そして、この使命の中の 『 多忙 』 というところに、

創業者の私の “ こだわり ” が 存します。


そう、「 部首 」 の中の 「 偏 」 の、

? 心 ?を意味する、

? りっしんべん ?

? 心 ?を意味する? りっしんべん ?に、

? 滅亡 ?の? 亡 ? が合わさって成る  『 多忙 の 忙 』


『 忙しい 』 というのは、

「 心 + 亡 」 = 心を亡くしている状態

こう受けとってよろしのではないかと、私 は考えるわけでございます。


「 たかが銘板、されど銘板 」


「 たかが小物板金の取付架台 ( うま )、
         されど小物板金の取付架台 ( うま ) 」


「 たかが端子台の記名片 ( シート )、
         されど端子台の記名片 ( シート ) 」


我々を含めた、

製造に携わる 皆さん に関わる、

ちょこっとしたことなんだけど、

しかし、気の抜けない 事 や 物 で、

思わぬ 手間 をとられて、

ついつい ? イラッ ? となってしまって、

皆さんが、本来もっている、

周囲を慮る ? 優しい心持ち ? を、

瞬間、亡くしてしまう 。。。。。。


なんとか、

こんな我々ですが、

こんな 我々TARACO に、

人と 水と お米しか 資源のない、

貿易加工立国 「 日本 」の、

その愛する 「 日本 」 を、

これまでも、

また、

これからも、

下支えするであろう ? 製造業 ? において、

真摯に 製造に携わっておられる、

そう貴方の、

あなたの ? 優しい心持ち ? を 見失わないでいられる、

わずかばかりでも ‘ お手伝い ’ を

本当にわずかばかりのことでしか、

お役立ち出来ないかもしれませんが、

我々TARACO に、

どうか、その お手伝い を させて下さいませ。


それこそが、我々TARACO の? 本意本懐 ?でございます。
                  
          

゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。.


因みに、こんな 偏屈で 頑固な わたくしは、


「 ご多忙中の折、恐縮ながら ・・・・ 云々 」


の ご挨拶の頭出しは 使いません。


そんな場合は、必ず ・・・・・



「 ご多用中の折、慎に恐縮ながら ・・・・ ベベン・ベン・ベン 」

で始めさせて頂くようにしております。

ママで金

[テーマ:人間の学としての経営]


今回も、

引き続きまして、

日本語の漢字の、

「 部首 」 の中の 「 偏 」 の、

? 人 ?にちなんだ意味を持つ

? にんべん ?

のことについて、取り上げさせて下さい 。


? 働く ?とは、

死んだ 私のおばぁちゃん が、

「 光道(←私のこと)、

  傍傍 ( はたはた/周囲の人 ) を

    楽させてこそ、? 働く ? ということなんやで 」

とよくよく言ってくれておりましたが ・・・・


 「 人 + 動 」 = 人様の為に動く

こう考えたら、いいわけやんね、天国の おばぁちゃん 。。。




それでは、

? 優しい ?とは、

 「 人 + 憂 」 = 人様の為に憂う = 人様のことを気遣う

こういうことになるのではなかろうかと、思わせて頂く次第です。




どうして、

こんなことを

書く気になったのかと言えば、


? 優しい ? の 「 優 」 は、

わたしの中で、

「 優 秀 」 とか、

「 優 勝 」 と言った漢字に

直に繋がっておりまして、



昨今、マスコミを賑わしている


過日の ボクシング世界タイトル戦 、

老舗銘菓 や 地方名産品 の 偽装事件、

日本の官吏 の 事実隠蔽秘匿事件、


等々の報道に、

日々 さらされておりましたら、

あらためて、

いろいろと

考えさせられることがありまして ・・・・・、


そんな中で、

只、勝てばよいとか、

唯、秀でていればよいとかではなく、

プラス? 優 ? という、

「 優 勝 」 とか、

「 優 秀 」 とか、

という漢字が、

心の中に

浮かんで参ったのでありました。


因みに、

わたしの中で、

「 優 勝 」 と呼ぶにふさわしいイメージは、

あの 「 ママで金 」 の柔道の

ヤワラちゃんこと、谷 亮子選手 。

いつまでも、

正々堂々の姿勢に、

“ 学ぶことの多さ ” を思った次第でございます 。

まことに、ありがとうございます。

[テーマ:人間の学としての経営]

     
中学2年の倅 (せがれ) が、

漢検 ( 漢字検定 ) を受けている ・・・・

そんな影響も、

少なからず、

あるの・か・・も・しれません 。。。。。。


漢字における、

「 部首 」 の中の 「 偏 」 の、

? 心 ?を意味する、

? りっしんべん ?

について、今日は取り上げさせて下さい 。


TARACO ( タラコ ) というブランドを旗印に、

生産資材業界へ打って出まして、 はや 8年 。


本当に、ありがたいことで、

お客さまのご愛顧に支えられまして、

今日の今日に至るまで、

順調すぎるかたちで、

営業させて頂いて参っております 。


そうした毎日の中で、

当然、お客様と接する機会が生じます。。。

そうした機会に、

必然的に、自発的に、

口をついて出て参ります

商売上の 常套句 のようなもののひとつに、


「 まことに、ありがとうございます。」


があるかと思います。


わたし的には、

その頭だしの 「 まことに 」 の箇所を

漢字 に置き換えさせて頂きますと

つい最近までは ・・・・・・・・


「 誠に、ありがとうございます。」


もしくは、


「 真に、ありがとうございます。」


というイメージ ( 心象風景 ) でありました 。


ひとつ ひとつに、

わずかながらでも ・・・

‘ お役に立たせて下さいませ ’

という? 真実 ?を込めて送り出した “ タラコ商品 ”


ご愛顧 賜って頂いております

お客様への ・・・

わたし共の 心の底 からの 感謝の意 を表した

「 ありがとうございます。」 の頭だしにつけるには、


「 誠に 」


又は


「 真に 」 では、


わたし達の真意から、

まだ、少し、ブレているのではなかろうか ・・・・と


ふと、気づかせてもらいましたのが、


? 心 ?を意味する? りっしんべん ?に、

? 真実 ?の? 真 ? が合わさって出来上がっている


 端的に申しますれば、


? 真心 ?と書いて成る 「 慎に 」 ( まことに ) という、


漢字に、出会ったからでございます。


この 「 慎に 」 ( まことに ) こそが、

わたし達の心に ピタッ とはまる と感じたからであります。


その 「 慎に 」 の 「 慎 」 には、

ご承知の通り、


? 慎む ? ( つつしむ ) という読みがあり、


結局、先人の方たちは、

まごころ を込めると、自然と、慎み深い態度になる と伝えたかったのか ・・・


ついつい、

順調に事が運ぶと、

傲慢 になりかねない 小人物の わたし を

ありがたくも、戒めてくれる ・・・・・ 「 慎に 」 ( まことに )


わたしにとって、ありがたい

? りっしんべん ?の一字

との出会いを今回は、おはなしさせて頂きました 。。。。。 人(-.-) 合掌

終戦記念日

[テーマ:人間の学としての経営]

        
今日は、? 終戦記念日 ?
      

い〜や、「敗戦記念日」 だ とか、

い〜え、「終戦記念日」 だ とかって言うような議論は、

マスコミ や 専門家の方達にお任せしておいて ・・・。
         

私の父 ( 81歳 ) は、その? 戦争体験者 ?です。
          
満州で捕虜となり、強制労働させられた? 生き残り ?と自称します。
            
兵役当時のことは、多くを語りませんが、

朝、目が覚めて起きたら、隣に寝てた人が死んでいたという経験を、

一度や二度ではきかない目に、あってはいる ・・・ みたいです。
               

その証拠と言うのには、不遜な表現かも知れませんが ・・・・

あのスタジオジブリの作品で、

原作/ 野坂昭如氏  脚本・監督/ 高畑 勲氏による、

『火垂るの墓』 (ほたるのはか) の映画を見ても、父は泣きません。

因みに、二人の男の子の父親である、この私は、

主人公の兄妹が、二人の息子たちに重なって、

あまりに ショッキング で、涙が止まらず、悲しすぎて、

実は、二度、見てしまいましたが.....もう、見れません。
          

二度目の時、父も一緒に見ていたのですが、

結構、ドラマ や 映画 で、

ちょいちょい涙もろいとこを見せる、

わが親父殿 であるにもかかわらず ・・・・

『火垂るの墓』 (ほたるのはか) では、

どちらか言えば、つまらなそうに、

涙 ひとつ見せずに、淡々と見ていたので、
             

「 俺、もう二度と、こんな悲しい映画 見たくない...見れない。。。 」

「 おやじは、悲しくないの?」
          
 ・・・・ って、私が訊いたら、
         
「 自分の人生、そのままを見ても ・・・ 」
         
・・・・ って、答え。
              
私の父のような悲しい体験が、

幾重にも、幾重にも、積み重なった上での、

今日の幸せすぎる自分であることに思いを到し、

地球上に、二度と、

同じような悲しみが起こらないように、

? お盆の中日 ?と重なる? 終戦記念日 ?の、

今日という、この8月15日という日に

私は、深く静かに祈念し、手を合わせるのでありました。
            

? 感謝 ?そして? 合掌 ?

「 依存 」 と 「 自力 」

[テーマ:人間の学としての経営]


食品メーカ の 不祥事 が、

先だって、ニュース を にぎわしておりました 。。。。
           
            
スポーツ系 ドッグを、会社で 飼わせてもらっていることで、

その日々の散歩を通して、

自然や季節の変化に、

肌で触れるという機会は、

10年前のサラリーマン時代とは、

雲泥の差、比べものにならないことは、言わずもがなで、

そうした日常の中で、自然と、そう自然と、

自然を観察する習慣が

身につくようになるようでございまして ・・・。
                 
                    
ある一部の食品会社における、

顧客無視の、利潤追求 のみに、

走りすぎたデータ 改ざん 事件は、

マスコミ の厳しい追求報道 も あって、

私的 には、それらの特定企業は、

もう既に、社会的制裁を受けたという認識に、

私の中では変わりつつあります 。。。


それよりも、私が、ちょこっと気にかかるのは、

生活者である 我々が、

あまりにも常態化 ( 当たり前化 ) した、

食品等々に 貼付表記されている

‘ 製造年月日 ’ や ‘ 賞味期限 ’ といった ・・・ 諸々のデータを、

盲目的 に信じてきってしまうことで、

その本来の、個々人にかかるはずの 最終判断 ・・・・
                
「 これってぇ〜 ・・・・ なんかぁ、‘ 変 ’ じゃない?」 から始る ・・・
                  
  食べられる? 食べられない?

  腐ってる? 腐ってない?

  まだ、大丈夫? もう、ダメ ?

  糸引いてる? 引いてない?

  色変わってる? 変わってない?

  臭い変 ? 変じゃない?

  新鮮? 鮮度おちてない? 
                        
                        
こうした日常生活をしてゆくなかで、

私の子供時代には、

誰もが、確かに身につけていた、こうした判断機能 ・・・・ 。

そう、私の子供時代、こうした賞味期限表記の加工食品は、まだまだ少なかった 。。。。

至れりつくせりの今日では、

こうした本来 生活者として、もっていなければならない五感の判断機能を、

他者 ( 他社 ) に偏って依存しすぎてしまって、

欠落させてしまっているのではなかろうか ・・・・ と。
                 
                    
余裕の賞味期限内だが、炎天下2日間 しまい忘れていた 「 赤ちゃん用 ヨーグルト 」

賞味期限が迫っているが、冷蔵庫にきちんと保存されている 「 赤ちゃん用 ヨーグルト 」
                      
                     
さぁ、私を含めて 自己責任を発揮して、

正確な最終判断 ( 決断 ) を下せるんでしょうか ???
           
多分、字の読めない うちの犬たちではございますが、

加えて、飼主同様の食いしん坊ではございますが、

彼らの生命維持の本能から、食べられるか、否かの判断は、

正確に出来るだろう と 確信します 。。。。

心が変われば人生が変わる。

[テーマ:人間の学としての経営]

ハードブロガーを目指さなくてはならない私が、
随分と更新に、空白期間を・・・・。

ごくごく一部のマニアックなファンの方から、既に、
「社長、最近、ブログ更新ないよね。」。。なぁ〜んて、
ほんとうに有難い励ましのお声まで、
頂戴致しておりましたり。。

実は私は、
経営者として、
言いたいこと、
伝えなければならないこと、
いっぱい、いっぱいありすぎて、
唯今、頭ん中、整理中。

で、こういう時に、
ブログをつないでおくスキルも必要だなっと・・・・

ならば、
自分が大切にしている言霊を発表して、
もし、一人でも共感して頂ける方がおいでなら、
それこそ、私がブログを始めた本意かと。。。。

で、私が心打たれた言葉(言霊)に、
 
 

心が変われば態度が変わる。

態度が変われば行動が変わる。

行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。

人格が変われば運命が変わる。

運命が変われば人生が変わる。
 
 

インドのヒンズー教の教えと聞いていますが、
実は、私が、この言葉を知ったきっかけは、
現楽天イーグルス監督の野村克也さん著
「野村ノート」(小学館)
を読んで教えてもらいました。

そこから、もうひとつ・・・

ある社会活動家の言葉だそうですが・・
 

「おかげさまで」

夏がくると冬がいいという、
冬になると夏がいいという。

太ると痩せたいという、
痩せると太りたいという。

忙しいと閑になりたいという、
閑になると忙しいほうがいいという。

自分に都合のいい人は善い人だと誉め、
自分に都合が悪くなると悪い人だとけなす。

借りた傘も雨があがれば邪魔になる、
金をもてば古びた女房が邪魔になる、
世帯をもてば親さえも邪魔になる。

衣食住は昔に比べりゃ天国だが、
上を見て不平不満に明け暮れ、
隣を見ては愚痴ばかり、
どうして自分を見つめないか、
静かに考えてみるがいい、
いったい自分とは何なのか?

親のおかげ、

先生のおかげ、

世間様のおかげの塊の自分ではないのか。

つまらぬ自我妄執を捨てて、

得手勝手を慎んだら、

世の中はきっと明るくなるだろう。

おれがおれがを捨てて、

おかげさまでおかげさまでと暮らしたい。
 
 
 
反省幾たび重ねたい。。。。合掌

ヒューマン・ビーイング

[テーマ:人間の学としての経営]

皆さん、ご存知かと思います。
盲導犬のクィールの訓練士として、
一躍、マスコミの脚光をあびて、
有名になった、多和田 悟さん。


その多和田さんの著書
「犬と話をつけるには」(文春新書)を読んで、
経営者として、たいへん勇気づけられる言霊がありましたので、
紹介させてください。


英語で、人間(ヒト)のことは、
「ヒューマン・ビーイング」って言いますよね。

being....そこにある存在という意味。


多和田さん曰く、人間を、
「ヒューマン・ドゥーイング」とは言いませんよね、と。

盤を組み立てる、配線をするといった行為が....doing


人間(ヒト)は、
存在するでけで素晴らしい 「ヒューマン・ビーイング」 なんだと。。。。。

もし、あなたが他人を大事にしようと思ったら、
まず自分自身をかけがえのない大切な存在だと、自分で認めてください、と。

見えない私なんか、
ここが欠けた私なんか価値がない、
ではなくて、
欠けた部分を含めて今ここに私がある、
それが大事なのだと。。。。


経営とは、人間の学である信ずる私にとって、
大切に心に刻んでおきたい言霊です。

プロフィール
  • 「多羅尾 光道(たらお みつみち)」
  • (株)コムデックの代表取締役社長。
1956年7月28日生(A型)
趣味:犬の飼育(ダルメシアン2頭飼育中)
小学2年迄、大阪
小3から小4迄、愛知県岡崎
小5から現在迄、川崎
中学2の1970年、父/光隆が、同地にて、タラオ電機(現コムデック)創業
1980年から1999年 和泉電気(現IDEC)勤務
2001年 代表取締役就任
カレンダー
  • 2012年5月
    1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30 31
最近の記事
テーマ
アーカイブ
コメント
トラックバック

盤屋さんの社長のブログ TARAKOのこんなところで活躍 犬が好き!人が好き!看板犬"もも"のブログ アイデアのタマゴを育てます。 TARACO