ダルメシアンのしっぽ。
特別、うれしい時には、ビュンビュンと音が鳴るほど、
メトロノームの振り子のように、テンポよく振り回してくれます。
よちよち歩きの幼児なら、フッとばされて倒されます。
大人でも、当たるとそれなりの衝撃です。
長い間、
家族の一員として、
一緒に過ごしてきた愛犬イヴを失って、
心に喪失感を覚えるペットロス症候群に近い感覚を、
わたし達家族も一様に味わっているかのようです。
家に帰ると、まず イヴの定位置を覗いては、
居ないんだったと思いだす。
気がつかなかった習慣だったんですね。
晩御飯を食べ終えた頃、
次は、僕の番です。
足元にやってきたイヴが来ないのでは ・・・・
なんか食べ終えた 気がしない。
一様に常に理由もなく、なんか もの寂しい。
あらためて、小さな身体ながら、
少なからず大きな存在感だったことを思い知らされています。
まっ、会社にいれば、
存在感の大きい二頭のダリメシアンが居てくれるので、
その世話に追われることで、
ある意味、大きく救われている と、
家族皆んな、 一様に感じても います。
先週末の 3月3日 ひな祭りの日。
愛犬キャバリアの イヴ が、
ママの腕に抱かれて、天に召されました。
享年11歳4ヵ月半でした。
2月に入ってから体調を崩しだし、
ママの誕生日 ( 2月22日 ) 迄はがんばってって、
家族みんなで願って、無事クリア。
願いかなって、よしよしの思いで撮影した画像が、下記。
兄弟のように育った、
次男の高校の卒業式 ( 2月29日 ) もクリア。
しかし、3月に入ってから、
肺水腫はますます進行し、
苦しそうに細かく細かく刻む呼吸が、 見るも痛々しく ・・・・。
3日の日には、かかりつけの獣医の酸素室へ。
酸素室に入れて、夕刻迄、このままの状態であれば、
安楽死の選択も考えておいてあげて下さい との宣告。
しかし、夕刻のお迎え時には、
三度奇跡のように復活し、
キョトン顔して立ち上がる始末。
安楽死用の注射がすぐできる送管?を前足に施して、
一時帰宅の許可。
家に送って、私は会社へ。
それから、一時間もしないうちにママの腕の中で、
安心しきって旅立ったという次男からの電話を受けました。
画像は、前足の送管?部の包帯。
帰宅後、青色の包帯を外して見送ってやろうか と水を向けた私に、
天国でいつか再会する時、イヴ の目印になるから、
このままにしておいてあげようという次男の意見に、
そうだな、って納得。
今ごろは、虹の橋を渡って、
天国にいる義父と、仲の良かったビーグル誠 の元へ
青い包帯の足を誇らしげに、全力疾走でかけ寄っていっていることでしょう。
いままで、ありがとう..... イヴ。
・ | 誕生日:2001年8月4日生 |
・ | 性別:雌(♀)避妊手術済 |
・ | ペットショップにて衝動購入 |
・ | 四つ違いの妹分、凛(♀)とコムデック事務所に住まう |
・ | 性格:まじめ |