犬が好き!人が好き! 看板犬「もも」のブログ

2010年2月18日

水墨画、イメージして

[テーマ:徒然なる日常]

              
今朝、こちらは、あたり一面、雪景色でした。

久しぶりに、雪景色と向き合って、
自分の存在と雪景色を一体化することで、
無でなければならない自分を見い出す境地に立とうと、
見えざるものの中に、そのものを見、
聴こえざるものの中から、そのものを聴く・・・ そんな境地 ...。

そんな境地に、まっ、元気印のダルメシアンと一緒では ・・・・・適うはずもありまへん。

でも、そんな雰囲気を醸し出す、今朝の多摩川べりの風景。

ちょっとあしらって、写真をモノトーンにしてみました。
                    
100218_雪景色.jpg
             
100218_雪景色2.jpg
             
で、ダルメシアンは、モノトーンにもってこいの犬だと気づきまして、
水墨画をイメージして、写真を撮ってきました ・・・・・
                    
100218_もも雪景色.jpg
                    
               
で、実際のところは、こうでした。
                 
100218_もも色.jpg
                    
しかし、今朝の雪は、ありがたいことに、
昼前には、すっかり溶けてなくなっていました。


2010年2月15日

「イヴ」 の生きる力に、・・・ほんなこつ。

[テーマ:犬好き、悲喜こもごも]

先週(2010/02/07)明けから、
拾いあげれば、科学的?医学的?な要因みたいなものは出てきますが・・・
介護しているわたし達の目からすれば、それは無形の力、
「イヴ」 の生きる力、天から与えられた命とでも言った方が得心できる・・・・

ともかくも、「イヴ」 は、その命の灯の消える淵から、日に日に元の姿を取り戻したんです。

その元の一番となるものが、食欲。

もうどんなに工夫してやっても、一番最初に見向きもしなくなった療養食(ドッグフード)を
突如口にしだし、流動食すら、食べるのがままならなかったのに・・・・
ほどなく、固形のまま、カリカリと一粒一粒口にしだしかと思ったら・・・
そんなに時をおかず、以前のように自力で食べだす有り様。

体重も、5kg弱から、一週間で、6kg間近にまで復帰。

突然、ヨロヨロ、ヨロヨロとよろめいて、倒れていた症状も姿を消して ・・・

先週、獣医さんに、2度かかりましたが、

いく度、獣医さんの顔も、ある種驚きをもって、そして喜びとが混在し、
先週末には、「 (あんなに) ひどい不整脈が消えましたね...」 の診断。

命 (いのち) の不思議を垣間見た一週間になりました。

とは言え、その心臓に、地雷を抱えている状況に、何ら変わりはなく、
写真のように、寒い時期だと言うのに、マットの上ではなく、冷たいコンクリの床に、
直に、胸と言わず、お腹をペタ〜ッとくっつけて休む姿勢は相変わらず、

やはり健康だった時のようには、熟睡することが難しいようで、
ウトウトしてくれているかと思ったら・・・

ちょっとした音や人の動きで目を覚ましては、起き出す始末。

やっぱり、胸 (心臓) が痛いんだろうなぁ・・・と慮っている次第。

わたし達からすれば、予断は相変わらず、許さないのですが、
でも、下痢は止まり、嘔吐もなくなり、結構、陽気に暮らしてる 「イヴ」 の姿に触れますと、
素直に心底、うれしくなって、微笑んでしまいます。

「何ものがおわしまするか知らねども、かたじけなさに涙こぼるる。」 今は、そんな心境です。

イヴ_0001.jpg

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ひるがえって、ダルメシアン達。
ガクンと減った散歩の時間にも、なんら不平不満の様子も見せず、

今日も今日とて ・・・・・・・ イヴ のマットだ、ちゅうに、なんとも心地よさげの 「もも」。

モモ_0001.jpg
                       
ほんでもっての 「凛」 は、と言えば ・・・・・ です  ね ・・・・

凛_0001.jpg
                      
くたばってる寝てる父ちゃんに、添い寝の ・・・・・ アゴのせ ・・・・・ ですわ。

今日も今日とて、 ほんなこつ、かわいか奴ですばい。

凛_0002.jpg


2010年2月 7日

介護の心がまえ、って言うのでしょうか..。

[テーマ:犬好き、悲喜こもごも]


「イヴ」 の容態が、どんどん悪くなっていく一方の、先週明け。

先週、二回通院することとなった、かかりつけの獣医さんからも、
その都度、ひどい不整脈の指摘と、
心臓がうまく動いていませんの厳しい診断と・・・

食べられるなら、好きなものを食べさせてあげてください、 のお許し。

もう病状も、既に残念の域に入ってしまった ・・・ かと、

家族の誰も、口には出せないが、そう思わざるを得なかった、先 週 ・・・。
わたしまで、「イヴ」 と同期するかのように、体調不良になってしまった先週明け....。

毎晩、仕事を終えて、会社を出る前には、
なんともカッタッルそうに、身体を横にしている 「イヴ」 に ・・・

「神様、今晩、どうか一晩、楽にぐっすり眠らせてやってください。」

と祈りながら、武骨な固い男手ではございますが、
その小さな全身を、しばらくやさしくさすってやった後、
心断ち切って、扉を閉めて、帰宅の途に着いてはいても ...、

翌朝、会社の扉を開ける時には、
眠るように、苦しまずに、静かに息を引き取ってくれてても、
それは、それでいいんですよ・・・ と、ある面、矛盾する思いにも苛まれながら...。

で、扉を開けると、
以前のようなシッポと言わず、身体全身ふりふりしての、
熱烈大歓迎なんてことはありえるわけもないんですが ・・・、

ふとんの上に、しんどそうな身体を横たえては、
大きな目だけ、わたしの方に向けて、
シッポをパタパタさせては、コロリとお腹をみせる仕草をして、迎えてくれる。

ああ、生きてる・・・・ よかったぁ〜と、
やっぱり思ってしまう、もうひとりの自分がいたりして。

そんな繰り返しの中で、
「死ぬまで、生きる。」 と何かで目にした言葉が、
どこからか、いつのまにか、思い出されてきて、
なにかと介護・看病で、知らず知らず、とげとげしく、きつくなっていた心に、
そう、「 死ぬまで生きるんだから ・・・」 というフレーズが、
ある意味、いい開き直りを与えてくれて、
やさしい暖かい心で、その瞬間瞬間、接してやろう・・・ 
そう、思えるというか、悟れるようになってきた ら、

「イヴ」 の体調を、わりと客観的に、冷静に、
観れるというか、受け止められるようになっていることに気づきました。

「イヴ」 は、今日 (2010/02/07 日曜日) も生きてますというか、 
飼い主のわたし達でなければ、パッと見、元気な犬にしか見えないような状態です。

寿命と病いは、別物とつくづく思わされまっし、
生命の不思議、生命の奇跡を、まざまざと知らされた一週間でした。


プロフィール
  • 「もも」と飼主の?コムデック社長/多羅尾光道
  • 「もも」は、(株)コムデックのマスコット犬(看板犬)
誕生日:2001年8月4日生
性別:雌(♀)避妊手術済
ペットショップにて衝動購入
四つ違いの妹分、凛(♀)とコムデック事務所に住まう
性格:まじめ
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