盤屋さん改めTARACO社長のブログ

「きく」 という漢字から・・・

[テーマ:人間の学としての経営]

話を 「きく」 という漢字には、
レポーターのマイク越しの 「訊問(じんもん)」 の 「訊」、
「訊く」 という字があります。

英語なら、「ask」。
ききたい話に答えてもらう時に使う 「訊く」 に当るでしょうか。

なにかしでかした息子の話を
まずは聴いてあげようと思いながらも、
ついつい面と向かうと、この 「訊く」 がもたげてきては ・・・・・

 私 : 「黙ってないで、なんとか言え。」
息子 : 「えぇーーーと、 風がぁ  吹いて き てぇ ・・・・」
 私 : 「うそついてんじゃない!」

息子 : 「 ・・・・・・・・ 」

これでは、全く息子の話を聴いてあげてない。
だから、全く繋がらず、その後の注意も指導も、息子に効くわけがない。
今思い返せば、反省幾たび重ねたしの心境にかられます。

次に、英語の 「hear」、日本語では、「聞く」 という漢字の 「きく」。
自然に耳に入ってくる感じでしょうか。
例えば、春になって、どこかしらから鶯の鳴き声が聞こえてきた ・・・・ って風。
きくともなしに、聞いている時に使う漢字と、私は考えています。

もう一つの 「きく」 は、心を込めて聴くの 「聴く」。
耳に心を込めるからこそ、「聴」 の字の中には
「耳編」に「心」 という字が組み合わさっていると自分勝手に決め込んでいます。
英語では、「listen」。

人の話をきくという態度にも、
いろいろあるもんだと古人は感じて、漢字を創作したのでしょうか ねぇ。

ともかくこの歳になって、ようやく 人の話は しっかり 「聴く」 「聴いてあげる」 。

自分にとって、身につけなければならない習性だと 考える今日この頃です。
               
                
                


    投稿日時:2012年5月 7日 08:42

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プロフィール
  • 「多羅尾 光道(たらお みつみち)」
  • (株)コムデックの代表取締役社長。
1956年7月28日生(A型)
趣味:犬の飼育(ダルメシアン2頭飼育中)
小学2年迄、大阪
小3から小4迄、愛知県岡崎
小5から現在迄、川崎
中学2の1970年、父/光隆が、同地にて、タラオ電機(現コムデック)創業
1980年から1999年 和泉電気(現IDEC)勤務
2001年 代表取締役就任
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