はてさて、今日は何の日でしょう?
慎に申し訳けありません。
実は、私の53歳の誕生日。
昭和31年7月28日 午後3:00
大阪の小さな産院で、父、30歳、母、26歳の第一子、長男。
頭囲33cm 胸囲30cm 体重2500g
頭の大っきな色白の未熟児寸前の赤ん坊。
真夏で気温が高かったので、保育器には入れられなかったとのこと。
真冬であれば、保育器直行の未熟児扱いであったとのこと。
今は亡き母から、よく聞かされた私の誕生当時の話です。
幼少期、まっ当時のたいていの家庭がそうであったと思いますが、
我が家は、たいへん貧乏な時代だったそうですが、
私には、その当時の極貧生活の記憶が全くありません ...ありがたいこってす。
唯一、なんか子供心に、
幼稚園児ぐらいの年頃だったでしょうか、
父の会社の同僚の方から頂いた、
お下がり (死語でしょうか ・・) の洋服が、
どうも自分的にしっくりこないというか、
その洋服だけは、なんか着ることがはばかられる ・・・・・・
そんな風に思ったことが強く印象に残っていて、
成人してから、なにかの拍子に、その服のことを思い出し、
当時、そんな不思議な気持ちであったことを、
何気に母親に告げましたら、
なんとその洋服は、
父の同僚の 娘さん のお下がりの ワンピース であったことが判明し、
服にこだわったことがなかったはずの子供だったのに、
妙に、その服だけは、自分的になんかこう・・納まりが悪い印象が残っていて、
それは、たぶん、ズボンをはかせてもらえず、
その洋服の下、まっワンピースなわけで、
だから、即おパンツ。
しかも毛糸のパンツということに起因していたと、今になって分かった次第。
ともかくも、子供心にも、なんか着るのをはばかられた、
そんな、なんともいえない謎の思いの原因が、明らかになって、
とてもすっきりした覚えがありました。
そんなことぐらいしか私ん中には記憶がない当時の極貧生活を経て、
私と妹 二人を大学まで出してくれた両親には、ただただ頭が下がります。
あらためて、自分たちの子育てに比べ、
両親の子育ての苦労に、深く低く頭を下げざるを得ません。
おやじ、おふくろ、 ・・・・・・ ありがとう。
53度目の誕生日にして、 ようやく、そんなこと 思っています ......感謝/合掌
・ | 1956年7月28日生(A型) |
・ | 趣味:犬の飼育(ダルメシアン2頭飼育中) |
・ | 小学2年迄、大阪 |
・ | 小3から小4迄、愛知県岡崎 |
・ | 小5から現在迄、川崎 |
・ | 中学2の1970年、父/光隆が、同地にて、タラオ電機(現コムデック)創業 |
・ | 1980年から1999年 和泉電気(現IDEC)勤務 |
・ | 2001年 代表取締役就任 |