社員、部下又は、息子に、
指導とか、育成とか、教育いう自分の中の大義名分で、
自分が、その子にとっては、良かれと思われる ・・・
まっ、今になってわかってくることなんですが、
結局は、自分のその時点での、
できていない心の見たまま、感じたまま、想ったままを、
言い放っているだけなのに、それを説いているとか、指導しているとかって、
大きな勘違いをしていたってことに、
最近になって、ようやくにして 気付きだしたんです ね。
例えば、長男とは、こんなこと、しばしば ・・・ あったと思いだします。
長男が、なんかしでかして ・・・
私が、長男を前にして叱っています。
長男は、黙ってうつむいています。
私が、既になんだかんだ、言っています。
私 : 「 黙ってないで、言いたいことあんだろ!」
私 : 「 言いたいことあんなら、はっきり言え!」
倅 : 「 えーーっと、 それは ・・・○×□ ?!」
と息子が、ようやく口を開いてなにか言い出せば、
私 : 「 言い訳けすんな!バカ!!」
今になって、ふり返れば、
これは、教育にも指導にも、な〜んにも、なってない。
息子に、反省のきっかけを与え、
次回への気付きの効果なんて、全く期待できない。
そんな長男に、今では娘もでき、
こんなダメ親父の私も、いっちょ前に経営者として、
不況の大波に揉まれて、ようやく、少しそんなことに気付きだしました。
私に必要なこと、
それはまず、息子の気持ちを、根気よく聴いてあげること。
私の場合、大袈裟でもなんでもなく、
息子の話を、ご清聴させて頂く位の気持ちで、
傾聴させていただかねばいけなかったということ。
そして、相手とコミュニケーションが取れる状況が確立できて、
要するに、相手と気持ちが繋がって、ということ。
相手と気持ちが繋がらなければ、
こちらの想っていること (気持ち) なんて、
ちぃ〜っとも聴いてもらえないということ。
そんな当たり前の真理が、
すみません、こんな年になって、ようやく気付きだしたんですねぇ〜。
因みに、「きく」 とは・・・・
・ 英語のask、こちらがききたい質問に答えてもらうの訊く。
・ 英語のhear、自然に聞こえてくる的な聞く。
・ 英語のlisten、これは、しっかりきく為、耳偏に心も加わった聴く。
・ 更には、日本語の同音異義語として、効果がある時の効く。
・ 鼻が利く、融通が利くと言った時の利く。
人生、生涯勉強と、思わして頂きます。
最後まで、ご清聴ありがとうございました。
・ | 1956年7月28日生(A型) |
・ | 趣味:犬の飼育(ダルメシアン2頭飼育中) |
・ | 小学2年迄、大阪 |
・ | 小3から小4迄、愛知県岡崎 |
・ | 小5から現在迄、川崎 |
・ | 中学2の1970年、父/光隆が、同地にて、タラオ電機(現コムデック)創業 |
・ | 1980年から1999年 和泉電気(現IDEC)勤務 |
・ | 2001年 代表取締役就任 |