前回ブログから続きます。
「 達すること 」 から 「 伝えること 」 を考えるという、
私の中でのコペルニクス的発想の転換は、
具体的に、これ迄と、どう違ってくるかと言えば、
自分の中では、これ迄より、ユーザーへの営業的サービスが
一見、低下する方向へシフトする感覚になります。
営業的サービスが低下する?って、
不思議に思われるかもしれませんが、
ユーザーの心に 「 達する 」 ということを起点にして、
何事においても、連想して掘り下げてゆくことから ・・・・
例えば、ユーザーからのサンプル請求の対応ひとつとっても、
これ迄は、私が伺って説明してさしあげられないから ・・・
それに、メーカーとしての商品開発への思い入れから、
こんないい所があるんです、ここが工夫を凝らした点なんです ・・・・と、
まぁまぁ、「 伝える 」 こと、
「 伝えなければならない 」 と思い込んでることが、もりだくさんで、
至れり尽くせり何種類ものサンプルや資料を提供してきました。
しかし、「 達する 」 から想起されることは、
それをしても、期待した効果が薄いということに気がつきました。
よっぽど今、切実に 銘板 で困っている、極少数のユーザーを除けば、
銘板 もその中のひとつの課題であったとしても、
その他の様々な日常業務の課題に追い立てられているのが、
ほとんどのユーザーであることを慮れば、
まぁ、丁寧にサンプルなんぞ見てもらえない ・・・・し、
ごちゃごちゃしていればいえるほど、見る気にもならない。
立場を変えれば、盤屋としての自分が、まさしくそうなんですから。
市場リリース当初によく言っていた ・・・
「 たかが銘板、されど銘板 」
くらいのスタンスが、ユーザースタンスなんだということが理解できてくれば、
「 得るは捨てるにあり 」 の覚悟で、
まっ、訴求ポイントオンリーワンの、
実に簡素でシンプルなサンプル形態をとらざるをえず、
そうなると、これ迄とふと比較してしまうと、
実に、営業的サービスは低下したような錯覚を覚えます。
どう、一回一回のサンプル資料のお届けにおいて、
ユーザーが封筒を開封した瞬間に、真剣一発勝負をかけた、
ユーザーの心に 「 達する 」 効果をあげられるようにするか、
まずは、わたし共のWEB営業のサンプル資料送付に始まる、
スタートポイントからリセットして再構築にとりかかりました。
・ | 1956年7月28日生(A型) |
・ | 趣味:犬の飼育(ダルメシアン2頭飼育中) |
・ | 小学2年迄、大阪 |
・ | 小3から小4迄、愛知県岡崎 |
・ | 小5から現在迄、川崎 |
・ | 中学2の1970年、父/光隆が、同地にて、タラオ電機(現コムデック)創業 |
・ | 1980年から1999年 和泉電気(現IDEC)勤務 |
・ | 2001年 代表取締役就任 |