50代半ばにさしかかってきた、
まっ 40終盤から50後半の私世代の男性知己の多くは、
これまでの自分の人生の中で、
一番むずかしい進路選択にさしかかってきているように、私には思われます。
若い頃は言わずもがな、働き盛りの頃までは、
その単語は知ってても、遠い意識の彼方にあった 「 定年 」 。
それぞれ各自で捉え方は違えども、
私世代になれば、否が応でも、現実味をもって意識の中に割り込んできます。
しかも、自分の存在価値の最も大きな比重を占めてきた職場の縁。
その職縁が立ち切られるという事実が如実に迫ってくる現実を
自分で受け止めて消化・昇華するには、
それなりの覚悟が必要となってくることは、想像するに難くありません。
そんな我々世代を取り巻く外部環境は、と言えば ・・・
拡大再生産のイケイケドンドンの高度成長社会から、
均衡縮小生産の、イヨイヨ世界に先駆ける高齢化社会到来の兆し。
血縁は、核家族化と少子化の影響で、
親の世代よりは、確実に薄くなってきているでしょうし ・・・・
職場に変わる地域社会との縁も、
会社会社で、奥さんに比べて薄い方が大勢でしょうし ・・・・・
なにより子供の成長と相まって、
家族の中での大黒柱的・中心的立ち位置も、
私の年代から大きく変化してきているでしょうし・・・・・、
そこに追い打ちをかけるかのように、
世をあげてのインターネットによる情報革命の竜巻の中で、
最後のアナログ恐竜の生き残りを賭けねばならない ・・・・・・
そんなコペルニクス的大転換の中で、
なによりも私世代の、これからの生き方を選択した後の人生が、
これまでと同じか、ひょっとすると長いかもしれないと思われる前提、仮説。
私世代の多くの方が、
これまでの人生の中で、最もむずかしい進路選択と 今向き合っているんじゃないか。
そんな風に、私には思われるんです。
今回のブログは、
「 チーム TARACO 」 本当にかけがえのないメンバーの HSさんからの
突然の退職挨拶メールが、私の心に火を着けて、一気呵成に書き上げました。
HSさん、
たいへんお世話になりました。
恩返しができていません。
たいへん心残りです。
そして、慎にありがとうございました。
これからは、よければ 友達の一人として、お付き合いしてください。
・ | 1956年7月28日生(A型) |
・ | 趣味:犬の飼育(ダルメシアン2頭飼育中) |
・ | 小学2年迄、大阪 |
・ | 小3から小4迄、愛知県岡崎 |
・ | 小5から現在迄、川崎 |
・ | 中学2の1970年、父/光隆が、同地にて、タラオ電機(現コムデック)創業 |
・ | 1980年から1999年 和泉電気(現IDEC)勤務 |
・ | 2001年 代表取締役就任 |